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Iris Ohyama's new R & D center is born in Kamata.Focus on R & D of home appliances and IoT products --Phile Web

アイリスオーヤマは、大田区・蒲田にて「東京R&Dセンター」を8月2日より稼働を開始。家電やホーム商品、IoT製品のほか、BtoB製品の開発を中心に手掛ける総合的な開発拠点としてスタートさせた。

アイリスオーヤマの「東京R&Dセンター」2020年は新型コロナウイルスの蔓延により、マスク等のヘルスケア用品のほか、調理家電などにも大きな成長が見られたという。また、オフィス向けとして、ニューノーマルな時代の働き方に要請される換気機能やテレワーキングツール、AIを活用したロボットなどの需要も大きく伸長しているという。今回のR&Dセンター設立の背景について、アイリスオーヤマでは2024年にはグループ売上一兆円という構想を掲げており(2020年は6,900億円)、さらなる研究開発機能の拡充、新卒・中途採用の推進を行うとしている。研究開発拠点としては、宮城県の角田、大阪のR&Dセンターに続く国内3箇所目となる。R&Dセンター。緊急事態宣言下のためテレワークしている社員もいるというが、全体で100名程度が勤務しているというアイリスオーヤマは、Health(健康)、Productivity(生産性)、Comfort(快適)という3つのキーワードを製品コンセプトに掲げており、今回のR&Dセンターについても、社員の健康や快適さにも配慮した上で、高い生産性を維持するためのさまざまな取り組みがなされている。オフィスは基本フリーアドレスだが、囲いのあるスペースや、オンライン会議などで使用できる遮音性の高いボックスの「TELECUBE」、机の高さをワンタッチで変更でき、立った状態/座った状態で仕事ができる「電動昇降テーブル」などすべて自社製品で揃え、社員が自由に席を移動して仕事に集中できる環境を整えている。遮音性の高い個室スペース「TELECUBE」また、新型コロナウイルス対策アイテムの提案も行っており、R&Dセンターの入口に顔認証型のAIサーマルカメラを導入。体温測定に加え、顔認証で社員の入退室が管理できるようになっている。マスクをしたままでも認証が可能。これまではカードキーなどで行っていた勤怠管理を、非接触で行うことができるとして、多くの企業から引き合いが来ているという。顔認証カメラと勤怠システムを組み合わせた社員管理システム他にも、ホワイトボードとカメラ、スピーカーが一体となった「AIインタラクティブボード」はAndroidが搭載されており、zoom等のアプリをインストールすることでオンライン会議ツールにも、またホワイトボードとしてアイデアを整理するためにも使用できる。1台70万円程度と高額だが、レンタル契約も可能。また除菌清掃ロボット「Whiz i IRIS EDITION」 、換気をサポートするエアサポートボックスなど、ニューノーマルな課題をIoTの力で解決するさまざまなソリューション提案にもさらに力を入れていくとしている。AIインタラクティブボード。Androidを搭載しておりさまざまなアプリも利用可能

アイリスオーヤマの新R&Dセンターが蒲田に誕生。家電やIoT製品の研究開発に注力 - PHILE WEB