アンカー・ジャパンは24日、グループ本社Anker Innovationsの新規上場に合わせ、コーポレートロゴを刷新。またこれまでAnker傘下のサブブランドとして展開してきたスマートプロジェクターブランド「Nebula(ネビュラ)」を一事業ブランドとして独立すると発表した。
同社は、事業の中核であるAnkerの認知拡大のため、法人設立の2013年からAnkerのブランドロゴをコーポレートロゴとしてきた。しかし2018年以降に本格参入した完全ワイヤレスイヤフォンやロボット掃除機が昨今、モバイルバッテリーや急速充電器等のチャージング関連製品およびポータブルスピーカーに続き、オンラインを中心にトップクラスのシェアを獲得するまでに急成長。ロゴ変更の理由について、同社は「アンカー・ジャパンがお客様にとって価値ある事業ブランドの集合体へと進化を遂げつつある現状を鑑み、今回の刷新に至りました」としている。
新コーポレートロゴは本社Anker Innovationsのロゴをベースにデザインしたもの。ブランドカラーの深いブルーはイノベーションの“可能性”と“知”を、一回りずつ弧を描きながら大きくなる5つのサークルは5つ星のブランド体験と世界中の顧客の毎日を支える企業への成長に向けた決意を表しているという。
事業面においても、コーポレート・ミッション「Empowering Smarter Lives」の実現に向けて前進すべく、これまでAnker傘下でサブブランドとして育んでいたスマートプロジェクターブランド「Nebula (ネビュラ) 」を一事業ブランドとして独立させる。
Nebulaはスマートフォンで映画や動画、ゲーム、音楽等を楽しむ人々により豊かなエンターテインメント体験を提案するブランド。Android OSを搭載したモバイルプロジェクターを世界に先駆けて投入した実績を持ち、500ml缶サイズながら5,000以上のアプリが使えるAndroid TV 9.0を搭載モデル「Nebula Capsule ll」は'19年6月の発売以来、のべ2万台の販売実績を記録しているという。
クラウドファンディングサイト「Makuake」において1億円以上の支援を得た4K+3D音響対応のホームプロジェクター「Nebula Cosmos Max」に代表されるNebula Cosmosシリーズが今秋の発売を控えており、「今後アンカー・ジャパンでは、NebulaをAnker・Soundcore・Eufyに続く第4の事業の柱として、そして次なるステージの重要な成長ドライバーとして力を注いで育てて参ります」とコメントしている。