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ロボット掃除機を使うことで生まれる自由時間は「月に3時間以上」|@DIME アットダイム

家電量販店などで一際目を引くロボット掃除機。お掃除の手間が少なくなりそうな反面、「従来のキャニスター掃除機、スティック掃除機などとさほど利便性は変わらないのでは?」と考えている人も多いことだろう。

しかし今回、パナソニックにより、20~40代の共働きパパ・ママを対象にした「新生活シーズンの家事」をテーマにしたアンケート調査が行われたところ、ロボット掃除機を活用すると、平均で週に約48分、1か月に約3時間12分もの自由時間が捻出できるようになることが明らかになった。

忙しい新生活シーズンは、「家事」の時短・効率化を見直すべきタイミング!?

まもなく迎える新生活シーズン。この時期は、子どもの入学やクラス替えがあったり、仕事においても入社式や部署異動がおこなわれたりと、何かと忙しいタイミングだ。

今回の調査でも、「新生活シーズンは、普段以上に忙しいと感じているか」という質問に対して、実に9割近く(89%)もの共働き夫婦が「そう感じる」と回答している。<図表1>

また、忙しさゆえに、家事の時間や進め方にも影響がおよんでしまうようで、「残業が多くなり、家事に割く時間が減る」(33歳・男性)、「生活リズムが変化して、朝や夕方の家事がスムーズにいかなくなる」(38歳・女性)などの声も目立った。

そこで、「新生活シーズンは、普段以上に家事の効率化が必要だと感じるか?」と尋ねる調査が行われたところ、85%が「そう感じる」と回答。<図表2>

忙しくて家事の時間を確保しづらい新生活シーズンだが、そのぶん家事のやり方を「見直す」うえでは、よいきっかけにもなると言えそうだ。

<図表1>

<図表2>

効率化のカギは「しない家事」にアリ! ロボット掃除機の使用で月に約3時間12分の捻出も

それでは、共働き夫婦たちは、どのようにして家事の効率化を図っているのだろうか。今回、具体的に家事において工夫していることを尋ねる調査が行われたところ、「“しない”と決めている家事がある」と答えた人が約半数(45%)にのぼった。<図表3>

なお、具体的に「“しない”と決めている家事」を尋ねる調査が行われると、「形状記憶型のシャツを購入して、アイロンをかけない」(47歳・男性)、「野菜はなるべくカット済のものを購入し、自分では切らない」(39歳・女性)などのほか、「ドラム式洗濯乾燥機を使用して、洗濯物を干さない」(43歳・男性)、「食洗機を使用して、食器は自分で洗わない」(36歳・女性)と、自分で家事を“しない”代わりに、自動家電をうまく活用しているという声も目立った。新生活シーズンを乗り切るカギは、自動家電を活用した「しない家事」にあるのかもしれない。

そして、こうした「しない家事」を実現する家電の代表格と言えるのが「ロボット掃除機」だ。不在にしている間でも自動で家の中を掃除してくれる「ロボット掃除機」は、日々の家事の負担を大きく減らしてくれる存在と言える。

実際に、今回の調査対象のうち、自宅でロボット掃除機を使用しているパパ・ママ(250名)を対象に、「ロボット掃除機を使用する前、床掃除にどれくらい時間を使っていましたか?」と質問が投げかけられたところ、平均は1週間あたり「約48分」という結果に。<図表4>

ロボット掃除機を使うことで生まれる自由時間は「月に3時間以上」|@DIME アットダイム

ロボット掃除機を使用すれば、家事の自動化により週に約48分、1か月に換算すると約3時間12分もの時間をつくりだせることになる。

<図表3>

<図表4>

ロボットに掃除を任せているあいだに、「家族のおでかけ」や「週末の睡眠」も楽しめる!

そこで、あらためて「ロボット掃除機を使いはじめたことで、時間のゆとりができたと感じるか?」と尋ねる調査が行われたところ、ユーザーの85%が「そう感じる」と回答。<図表5>

「時間にゆとりができたことでできるようになったこと」としては、「週末に家族で出かけられるようになった」(30歳・女性)、「子どもと一緒に過ごす時間が増えた」(36歳・男性)、「週末ゆっくり寝ていられる時間が増えた」(42歳・女性)などの声があがった。「ロボット掃除機」を導入することは、家庭における“働き方改革”につながると言えそうだ。

また、生活の質に変化が生じたと感じる人も多いようで、ロボット掃除機を使いはじめてから「生活への満足度が高くなった」人は80%に<図表6>。

さらに、「家族仲がよくなった」(52%)、「家族の会話が増えた」(44%)など、家族との関係が変化した人もそれぞれ約半数にのぼっている。

なお、家族との会話については、「家事の時間が減ることで、家族と会話できる時間が増えた」(36歳・男性)という声のほか、「綺麗になったね~と、帰宅した後の変化を家族と共感しあっている」(42歳・女性)、「今日もたくさん取れてたよと、ロボット掃除機の頑張りを称えている」(37歳・女性)などの回答もみられ、ロボット掃除機そのものが会話のネタになっている家庭も多いようだ。

<図表5>

<図表6>

「家事・掃除」のプロフェッショナルが語る、生活に「ロボット掃除機」を取り入れるポイントとは?

今回、アンケート調査の結果にくわえて「家事・掃除」のプロフェッショナルである、住生活ジャーナリスト・藤原千秋氏のコメントも併せて紹介していきたい。

【家事・掃除のプロ】 藤原千秋さん<All About 家事・掃除・子育てガイド>

■掃除はもっとラクに考えてOK! 自動家電を活用するのも立派な家事

近年、SNSが普及するようになり、本来なかなか目にすることができないはずの「他人の部屋」を見る機会が増えました。こうした投稿と自分の部屋を見比べて、「うちはなんでこんなに汚いの…」と落ち込んだことがある人も多いのではないでしょうか。

ただし、SNSに投稿されているのは、たいていの場合、きちんと掃除が行き届いた部分だけを切り取った状態の写真。比較して落ち込む必要はありません。特に、小さなお子さまがいる家庭は、いくら片付けてもその場から散らかっていくので、キレイな状態をキープするのは大変ですよね。

家事や掃除は神経質になりすぎず、もっとラクに考えてOK。私自身、頑張りすぎない「ズボラ家事」を提唱していますが、全てのことを手作業で頑張る必要はありません。なんでも自分でやるのではなく、自動家電を活用するのも、立派な家事のひとつだと思います。

例えば、床の上の掃除についても、常に片付けておくべきものは「子供やペットの誤飲・誤食につながるもの」と「つまづくなどケガの原因になるもの」だけ、くらいの気持ちでよいと思っています。細かいものはサッと一時避難させてあげられるボックスのようなものがあると便利です。掃除してもキリがない、床の上の小さなゴミやホコリは、ロボット掃除機に任せてしまいましょう。

【調査概要】・調査対象:20~40代 10歳以下の子どもを持つ共働きのパパ・ママ(日常的に自宅の掃除をおこなっている方)500名※性別およびロボット掃除機のユーザー(全メーカー)/ノンユーザーで均等割付・調査内容:「新生活シーズンの家事」に関する調査 ・調査期間:2020年1月15日~20日 ・調査方法:インターネット調査

出典元:パナソニック株式会社

構成/こじへい