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【GW企画】“ロボット”検索してみた#02 女性に人気!ルンバとペッパー|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
ロボット関連の検索語をさらに細かく見てみよう。お掃除ロボット、コミュニケーションロボットでもはや代名詞となるまでに知名度を高めた「ルンバ」と「Peper(ペッパー)」はどんな傾向が出るだろうか。 米アイロボットのお掃除ロボット「ルンバ」の検索推移は、調査期間の2012年1月1日の時点で検索数の変動が少ない。ルンバの日本発売は2004年で、すでに定着していることが分かる。検索が盛り上がる時期も、テレビでルンバが取り上げられた時や、「ジャパネットたかた」など通販番組で特集した時ばかり。ロボットとしての関心というより〝家電〞としての関心が高いようだ。 その証拠に、性別の検索比率では他のロボットの検索語に比べて女性の割合が圧倒的に多い。家電の購入を決めるのは主婦層。年齢層も30代、40代の比率が高い。ルンバの国内販売総代理店であるセールス・オンデマンド(東京都新宿区)によると、2015年10月に発売された最新型「ルンバ980」はモーターや電池の改良で稼働時間が増えた。また掃除の仕方も一筆書きのように同じ場所をあまり通らず効率的に掃除する。登場らあまり外見は代わらないが、中身は確実に進化している。 すっかり「みんなが知ってるロボット」となったソフトバンクの人型ロボット「ぺッパー」は、最初にお披露目があった2014年6月5日に最も検索され、それ以降は日常的に検索されるようになった。次に検索が盛り上がったのはペッパーの一般販売を開始する発表があった2015年6月18日からの数日で、特に発売日の6月20日はペッパーお披露目に迫る検索数を記録した。 それ以外も、家庭向けペッパーアプリ開発のハッカソン「ペッパソン」が開かれた2015年9月22日、23日の前後も検索が増えるなど、ペッパー絡みのイベントが起こると検索が増えている。 第二検索ワードでは「価格」、「値段」、「購入」など「買ってみたい」「コストはいくらかかるのか」などと興味を持つ人の検索が目立つ。 変わり種では「lunch」、「pig」。外食のペッパーランチ、イギリスのアニメ「ペッパピッグ」と、ペッパーとは関係ない言葉だった。 世代別ではルンバと比べて20代の検索が多い。ペッパーを活用する企業に聞くと「ペッパーは子供と女性に人気」という意見が多い。マニア受けするロボット分野としては異質な存在と言えるようだ。
ニュースイッチオリジナル
COMMENT
コンシューマー向けロボットとして身近なルンバとペッパーについて調べました。やはりルンバは女性からの興味の高さがうかがえます。