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パナソニックのドラム洗濯機を10年ぶり買い替え。洗剤自動投入が便利

パナソニックのドラム洗濯機を10年ぶり買い替え。洗剤自動投入が便利

年中の息子が幼稚園の外遊びでリレーをやってたいそう気に入ったらしく「パパ! リレーしよう!」と誘ってくれたので週末の公園へ行き、ひたすら二人でリレーをしていました。ラップの芯をバトンにするの、昭和も令和も変わりませんね。【この記事に関する別の画像を見る】さて今回は、洗濯機を買い替えた話です。妥協できないポイントもあり、思いがけず30万円を超える高額な買い物になってしまいましたが満足しております。まず買い替えたいと思った動機は「洗濯物が多い、なんだかいつもパンパン、洗濯物が絡まる、冬場は干すときに手が痛いくらい冷たい」というもの。買ってから10年経っているしこれから子供が大きくなり洗濯物は増える一方。こりゃ買い替えるか! という流れです。購入時に気にしたポイントはこちら。・ドラム式・洗濯容量12kg・洗剤自動投入・わりと静か現在発売中のもので絞っていくと15機種くらいになってくるんですが、これまでパナソニックの洗濯機を使っていたのもあって愛着があり、同じくパナソニックの「NA-LX127AL」というモデルにしました。価格は設置・古い洗濯機のリサイクル・5年延長保証などを含めて316,180円。洗濯容量を1kg減らすと価格もグッと下がるのですが、長く使いたいのでここは妥協しないポイントでした。みっちりネットで下調べをして機種は明確に決めてから大手家電量販店の店頭へ行ったのですが、「この機種は絶対に値下げできません、うちがパナソニックさんと取引できなくなっちゃいます」と交渉の余地なしとのこと。独占禁止法的なものに抵触しないのかな? と思いつつも、買うなら今という強い気持ちでそのまま購入。在庫もあるそうで3日後には設置にきてくれるとのことでした。超早い! (値引き不可の件についてはメーカーへ問い合わせたので、記事の終わりにやりとりを記載しています)設置の朝、洗濯機本体の水抜きや周辺の掃除をしておき、撤去と設置はなんと合計15分で完了。職人さんお二人でササッと作業されていて、手慣れていたとはいえめちゃくちゃ早くて感動してしまいました。職人さんはすごいですね!この機能の有無で価格が結構違うんですが、導入したかった洗剤自動投入機能を確認していきます。購入前は「メーカーごとに洗剤の投入量って違うはず、どうするんだろう?」と思っていましたが、基準量を設定するタイミングがあってしっかり対応されていました。購入したモデルはスマホアプリにも対応しており、当初は「特にアプリに用事はない気がするけど一応設定しておくか」くらいの気持ちで設定してみたところ、便利なので満足度が高いです。具体的には、洗濯が終わる前や終わったタイミングで通知してくれる、自動投入の洗剤残量が少なくなったら通知してくれる、お好み洗濯モードを設定できる、など細かな配慮がされています。購入して3週間ほど経過しましたが、容量にこだわってよかった! と毎日思うくらいに大満足。「ジェットほぐし機能」により洗濯後の衣服の絡まりが少なくなり、音も以前のモデルよりも静かなくらい、そして洗剤自動投入に至ってはすっかり当たり前になり「そういえば手で洗剤を入れていた時代もあったね」くらいの切り替わりっぷり。慣れってすごいですね、めちゃくちゃ便利です。「10年前にドラム式の洗濯機を買ったときは15万円くらいだった気がする」と思っていたら倍の金額を支払うことになりましたが、日々の洗濯が便利になって細かな不満も解消できたのでとても満足な買い物でした。まだ使いこなせていない新機能、「はやふわ乾燥」や「温水モード」なども試していきたいところです。最後に、家電量販店で値引きがなかった件について補足しておきます。「値引きしないことを小売店に強制するのは独占禁止法などに抵触するのではないか」という件について、回答内容を本コラムへ掲載させていただく前提で製造メーカーへ問い合わせをしてみました。回答結果としては、次の通り。「メーカーとお店で委託販売に準じる契約を取り交わしている商品となります。特定の商品の販売に対してのみ委託販売に準じる契約を取り交わしており、法的な問題はございません」つまり、委託商品なので販売店が価格を決めることはできないということで、法律上の問題はありませんでした。納得です。ただ、販売店の「値引きできません」という説明は少し気になりますよね。伝えるなら「委託商品なので値引きができません」と言うべきではないかと感じました。細かく説明する気がないのかもしれませんが、消費者としては納得感のある説明がほしかったなと思った買い物でした。

家電 Watch,櫛井 優介