自動で室内を掃除してくれるロボット掃除機「ルンバ」。今や、掃除機の1つのジャンルとして立派に認められている製品だが、発売当初は「こんなおもちゃみたいなものがきちんと掃除してくれるわけがない」など、否定的な意見も多かったという。
それから10年、今やルンバの累計販売台数は100万台を突破しており、長く愛用している人も多い。それに伴い、数多くのライバルメーカーも参入し、これまで掃除機の主役であったキャニスター掃除機を追いやり、ロボット掃除機は掃除機の主役の座を奪おうとするほどの一大市場を形成するまでに至った。
そんなロボット掃除機のトップを走り続けるルンバを愛用している方に実際の使い方や、生活がどう変わったのかなどを、今回から2回に渡って、詳しくレポートしてもらう。既にロボット掃除機を使っている人も、やっぱりロボット掃除機は信用できないと思っている人も、ルンバのある生活はどういうものなのか、使い始めて生活がどう変わったのか、参考にしていただけると幸いだ。
1回目の今日は、モノ雑誌の編集に長く携わり、現在は家電スペシャリストとして様々な媒体で執筆を続ける「家電のプロ」滝田勝紀さんの暮らしを覗いてみよう。