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〈2021年賃貸編〉LIFULL HOME’S人気の設備・条件ランキング

1位「バス・トイレ別」

トップは「バス・トイレ別」となりました。「バス・トイレ別」は浴室とトイレがそれぞれ独立した空間に設置された間取りです。

なぜこの条件が1位なのでしょうか。「バス・トイレ別」物件を選んだ人の声を見てみましょう。

「バス・トイレ別」物件を選んだ人の声

「湿気対策が必要ないから」(22歳女性)

「床やトイレットペーパーがぬれずに済む」(36歳男性)

「トイレにトイレ用品を置ける」(33歳女性)

バスとトイレが一体になっている場合、お風呂を使った後にはトイレにも湿気が残ってしまうため、こまめな対策が必要となります。しかし、バス・トイレ別であればお風呂からの湿気を気にする必要がありません。カビなども発生しにくいため、管理がしやすいと感じる方が多いのです。

また、「湯船に浸かりやすい」「来客時にも安心してトイレを貸せる」「収納スペースが設けられている」といった点も人気の理由のようです。

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2位「2階以上」

2位は「2階以上」がランクインしました。理由を見てみましょう。

「2階以上」の物件を選んだ人の声

「安全性を考えて2階以上がいいと思ったから」(34歳女性)

「道路から部屋の中をのぞかれないから」(37歳女性)

人気の理由には、セキュリティ面を重視している声が挙がりました。

物件の階数は住み心地や日当たりに影響を与えます。2階以上の物件には「セキュリティ面での安心感がある」だけでなく、「日当たりを確保しやすい」「1階よりも不快な害虫の侵入リスクが少ない」というメリットがあります。

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3位「駐車場あり」

3位にランクインした「駐車場あり」は、エリアやライフスタイルによっても違いが生まれる項目です。「駐車場あり」を選んでおかないと、いざ気に入った物件を見つけたのもの、駐車場がなく、泣く泣く断念という場合もあります。近くの駐車場を借りる方法もありますが、そこまで歩くのが不便に感じてしまうこともあるでしょう。

そのため、「駅から遠い」「通勤に車を使いたい」方を中心に、「駐車場あり」を条件として重視する人がいるのです。

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4位「エアコン」

4位は「エアコン」となりました。賃貸物件のなかには、はじめからエアコンが設置されているものも多く、経済的なメリットから重視されやすい条件となっています。実際に借りた人の意見を見てみましょう。

「エアコン」のある物件を選んだ人の声

「エアコンは買うと高い、引越しのときに面倒」(35歳男性)

「新しいエアコンだったため光熱費が抑えられている」(39歳女性)

エアコンを新たに導入しようとすると、購入費用がかかります。さらに、設置・撤去の手間やコストも考えなければなりません。そのため、はじめからエアコンが付いている物件がいいと考える人が多いのです。

また、備え付けのエアコンが新しい場合には、光熱費の節約につながります。ランニングコストを下げるには、エアコンの有無だけでなく、省エネ機能もポイントです。

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5位「ペット相談可」

「ペット相談可」とは、大家さんとの相談によってペットの飼育を許可してもらえるケースがある物件のこと。ペット人気の高まりもあり、条件に入れる人が多いようです。

賃貸物件でペットを飼育するときには、犬や猫はもちろん、ハムスターのような小動物であっても大家さんや管理会社の許可が必要です。

無断で飼育すると、室内のニオイやキズ、騒音によって後からトラブルに発展してしまう可能性も。ペットを飼うことを考えるなら、ペット相談可物件を選ぶようにしましょう。

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人気の物件検索条件ランキングトップ30

また、30位までの検索条件ランキングは以下のようになりました。

順位

条件

1位

バス・トイレ別

2位

2階以上

3位

駐車場あり

4位

エアコン

5位

ペット相談可

6位

室内洗濯機置き場

7位

礼金なし

8位

洗面所独立

9位

敷金なし

10位

二人入居可

11位

オートロック

12位

デザイナーズ

13位

コンロ二口以上

14位

都市ガス

15位

TVモニター付きインターホン

16位

温水洗浄便座

17位

追い焚き機能

18位

インターネット使用料無料

19位

タワーマンション

20位

家具・家電付き

21位

南向き

22位

浴室乾燥機

23位

駐輪場あり

24位

角部屋

25位

リフォーム・リノベーション済み

26位

宅配ボックス

27位

保証人不要

28位

フローリング

29位

メゾネット

30位

エレベーター

実際に賃貸物件を探した人が重視していた条件を参考にすれば、部屋探しでどんな項目を優先すべきか判断するのに役立ちます。

ここからは、主な条件の特徴と重視されやすい理由について見ていきましょう。

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条件の優先順位はどのように決めるべき?

設備・条件のすべてをかなえようとすると、家賃が高くなってしまいます。予算の範囲で理想を実現するためには、条件・設備の優先順位を決めておくことが大切です。

優先順位を決める手順

1.家賃設定

賃貸物件を借りるときには、無理なく安定して支払えるような「家賃設定」から行うのが基本です。家賃の目安は「手取り収入の3分の1以下」。まずは現在の収入状況から上限を設定しましょう。

2.立地

続いて考えたいのが、「立地」。条件によっては後から追加や工夫できることもありますが、立地は変更ができません。通勤・通学先までの距離やルート、周辺に日用品を買うスーパー、病院、公共施設があるかを確認しましょう。

3.間取り

家賃とおおまかな立地条件が決まったら、次に「間取り」について考えましょう。間取りについては、「広さ」と「間取りタイプ」の2点から考えてみると条件整理がスムーズです。

国土交通省が公開する「住生活基本計画(全国計画)」によると、一人暮らしに最低限必要な広さは「25m2以上」とされています。まずはこの数値を基準にして、一般的な広さよりもスペースを確保したいのか、平均的な広さでも問題がないのかを検討しましょう。ちなみに、25m2は間取りでいえばワンルームや1Kに該当する広さです。

単位:平米

単身

2人

3人

4人

最低居住面積水準

25

30

40

50

誘導居住面積水準

(都市居住型)

40

55

75

95

誘導居住面積水準

(一般型)

55

75

100

125

※参照:「住生活基本計画(全国計画)」

こだわり条件の優先順位を決める方法

先ほどご紹介した条件は、一般的に「こだわり条件」と呼ばれる項目です。追加することで住み心地が向上する一方で、家賃が高くなったり物件の選択肢が狭まったりすることもあります。「どうしても譲れないもの」「あればうれしいもの」のように、優先度を整理しておきましょう。

理想の物件を探せるおすすめの方法3選

続いて、理想の部屋を効率的に探せる便利な機能を3つご紹介します。

1.叶えたい条件で探す機能

「叶えたい条件で探す機能」とは、「今よりよくしたい条件」を入力するだけで、簡単に要件に合った物件を絞り込んでくれる機能です。通常の検索システムとは異なり、一から条件設定をしなくてもスムーズに思いどおりの部屋を見つけられるのがメリットです。

ホームズの新機能「叶えたい条件で探す」の使い方…簡単2ステップでストレスフリーな部屋探しが可能に

2.今の部屋を基準に探す機能

現在住んでいる物件を入力して、条件やエリアを調整することで、希望の部屋を自動的に絞り込んでくれる機能です。「今住んでいる部屋が気に入っているけど、少し条件を向上させたい」「同じような物件をほかのエリアでも探したい」といった場合には、この機能を利用するとスムーズに物件を見つけることができます。

今の部屋を基準に探す

3.タグから探す機能

「タグから探す機能」とは、条件が含まれたキーワードを基に、物件の絞り込みを自動で行ってくれる機能です。タグのテーマはとても幅広く、「始発駅(○○線)」や「初期費用全額無料」といった立地・コストに関するものから、「服に囲まれたい」「家庭菜園にチャレンジしたい」「宅トレ偏愛」などライフスタイルに関するものまでさまざまです。

したい暮らしに出会えるタグから探す

まとめ

希望の条件や譲れない条件が決まっていないという人は、まずは人気の条件・設備を知ると判断材料のひとつとなります。自分はどれを取り入れたいのか、どれはなくてもいいのか優先度を考えることから始めてみるのがおすすめです。

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