冬の光熱費を抑えるひと工夫。どんな方法がある?
春まであと少しですが、まだまだ寒さが厳しい季節です。 昨年から続く電気料金などの値上げによる影響のほか、在宅ワークが定着して家にいる時間が増えた分、電気代やガス代が増えてしまったという方も多いかもしれません。冬の光熱費を抑えるひと工夫を今からでも実践してみませんか。
「4クビ」を冷やさないほうがいいと聞いたことはないでしょうか。4クビとは、首、手首、足首、くびれ(おなかまわり)のことで、寒い季節はその部分を暖かくするよう衣服で調節しましょう。 着込むことで体を寒さから守るというのは単純な発想かもしれませんが、新型コロナウイルス感染症対策で、冬でもこまめに換気しないといけない状況の中、暖房費の節約としても有効な方法です。最近は、保温機能や発熱素材にこだわった靴下やネックウォーマー、はらまき、手袋などが安価に購入できます。それらを活用して、暖房器具を利用する機会を減らすことも可能でしょう。
湯たんぽといえば、寝る前にお湯をためて布団に入れておく昔ながらの暖房器具です。 今どきの湯たんぽはサイズも豊富で、布団の中で自立するもの、夏は氷枕に応用できるものなどがあります。 また、こうした電気を使用しない暖房方法を用いることは、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)な暮らしにつながるかもしれませんね。 寝るときに活躍するのはもちろんですが、持ち運びできるタイプ、足用タイプ、手袋タイプなどさまざまな種類があり、湯たんぽも昔に比べて進化しています。「じんわり、暖かい」という心地よさも魅力なので、ぜひチェックしてみてください。
湯たんぽもお湯を利用するわけですが、お湯を沸かすというところに光熱費がかかってきます。 お茶やコーヒーを飲むときなどは、ガスコンロで沸かしたお湯を保温ポットや魔法瓶に入れておくと、その都度、沸かすよりも経済的です。 保温性の高いカップなど、はやりのキャンプグッズをおしゃれに代用してもいいでしょう。冷めにくければ、それだけお湯を沸かす回数が減らせるので、ガス代の節約になります。また、料理を作る際には圧力鍋や保温鍋、調理鍋などを活用することで、ガスコンロで長時間火にかけるよりも光熱費を抑えられます。
次ページは:電気代について最終更新:ファイナンシャルフィールド