「冬は雷も少ないし停電なんて起こらない」と思う方は多いはず。確かに台風シーズンになると「○○県○○市で×万戸が停電」なんていうニュースをよく見る。会社ならそれまでの話。
しかし在宅勤務となると話は別だ。例えば夏にエアコンを入れて夕食の仕度をしていたら突然ブレーカーが落ちたなんてことはないだろうか? また、小さな事務所でポットのお湯がなくなったから水を継ぎ足したら停電し、経理部から殴り込みが来たなんていうエピソードも全国各地でありそうだ。
この冬はブレーカー落ちに注意!ブレーカーが落ちたことによる停電事故は予期せず起こるものA few folks requested it so I put together a list of reputable sources of Coronavirus information as well as some r… https://t.co/j8wb7VPARW
— Melissa RyanSun Mar 15 22:14:47 +0000 2020
そう、ニュースにならない「ブレーカーが落ちる」停電は意外に多いのだ。しかもそれは夏より冬の方が多い。なぜなら夏は暑くても35℃の外気を25℃程度に冷やすだけ。つまりエアコンは室温を10℃下げるだけでいい。しかし冬はどうだろう?
外気が0℃の場合、室温を25℃まで上げなくてはならない。つまり夏のエネルギーの2.5倍も電力が必要になるのだ。そのため、夕食の仕度、レーザープリンタの電源を入れたとき、湯沸しポットに給水したとき、ほかの部屋のエアコンを入れたときなど、ブレーカーが落ちやすくなるのだ。
会社に行けばビルの管理会社がしっかり見守っているコンセント。まずブレーカーが落ちることはないし、万が一停電になっても非常用電源でデータの保存までは凌げる。しかし自宅でのテレワークや、SOHOなどの小さな事務所では「ブレーカーが落ちたり停電には無防備で、停電=即データの消失」に繋がりかねない。
また長年PCを使っている方なら経験した方も多いはずだが、停電のタイミングが悪いと「システムを再起動してもエラーが出る!」、「編集してないファイルまで破損した!」、「そもそもPCが起動しなくなった!」など、冷や汗もののアクシデントに見舞われることがあるのだ。
突然の停電で起きる不幸な事故PCのトラブルは冷や汗をかかされることが多々ある