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年収220万円から資産5億円へ!“億女”が実践する、「お金の神様」に好かれる3つの習慣

3月6日(日)11時0分 週刊女性PRIME

年収220万円から資産5億円へ!“億女”が実践する、「お金の神様」に好かれる3つの習慣

熊谷さんの貯金箱。

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 ムダ使いしているワケじゃないのにちっとも貯まらない。「それって、お金の神様に避けられてますねえ」“億女”熊谷和海さんは指摘する。京都人らしい生活の慎ましさに加え、開運に結びつく考え方を日々実践してきたという。大金ゲットできるなら、これはもう、まねするしかないでしょ!流産、リストラ、お金がない20代「25歳で子どもを授かったのに流産で入院し、その流れでリストラ。貯金は増えない、通帳を見たらお金はすっからかん。一生懸命働いてきたのにキャリアはつかめず、何がいけなかったんだろうと悩みました」と話すのは、ビジネスコンサルタントの熊谷和海さん。当時は年収220万円がやっとだった。 そんなときに思い出したのが、出身地・京都のおばあちゃんたちの金運を上げる習慣。資産家や商売人だったおばあちゃんたちは、子どもの熊谷さんにお金の大切さについて、たびたび語っていた。「おばあちゃんたちは『お金の神様』がお金とのご縁を結んでくれるといい、お金が出入りするたびに感謝していた。それなのにこれまで自分はお金に敬意や注意を払っていなかったことに気づいたんです。そのころの私は収入以前に、ストレス発散やどうでもいいものを買い、散財してお金を全然大切にしていませんでした」 まずはお金の居場所である財布から。「感謝半紙」を財布に入れることから始めた。「財布の中をすっきりと整理し、お金の流れを整えることが、お金の神様に好かれるポイント。いらない習慣を見直すことでお金が貯まり始めたのです」 すると仕事もうまくいくようになった。デザイン制作会社を始め、法人化から3年で年商4億5千万円を達成。 さらにリーマンショック後に不動産投資を始め、現在ではナント資産約5億円! 都内の高級マンションで悠々自適に暮らす。「お金と向き合うことでうれしい変化が。無駄にお金を払うことがなくなり、本当に欲しいもの、大切なものにお金を使えるようになったのです」「かつての私はお給料をもらったらすべて財布に入れ、使い切るという生活を送っていました。無意識にお金を使っていたので、財布の中身も把握できていませんでした。これでは神様に愛想をつかされても当然ですよね」 特にお金の神様に嫌われるのは、「怠け者」タイプだという。「お金を意識していなければ、お金は素通りしてしまう。貯められないのではなく、実は自分自身が選び取った結果にすぎないのです」未来志向でお金を貯める習慣を作る また、極端に我慢をしてお金を貯めようとするとストレスで、ある日ドカンと使ってしまうケースもある。「生活水準を下げる必要はありません。未来志向でお金を貯める習慣を作りましょう」 そんな熊谷さんが暮らしの中で実践していることは、自分がご機嫌でいられる状態や空間を作ることだ。「いつも目に入るもの、携帯電話の待ち受けやリビングに自分のお気に入りの場所を作ってみてください」 自分がベストな状態でいられれば、人からも声をかけられやすい。チャンスやいい結果に恵まれやすくなり、結果的にお金が入ってくる流れができると断言する。「不要なものがあるとよくないエネルギーを発するので、断捨離してメルカリなどで売ってみては。家にいる時間が長いからこそ、家はスッキリさせておきたいですよね」 これから紹介するのはやって効果を実感した習慣。ひとつ残らず試してお金の神様に振り向いてもらおう。●お金の神様に嫌われるのはこんな人!・後回しにしがち やらなくてはいけないことを何でも後回しにすると、どんどん生活が乱れてしまう。支払いなどを後回しにすれば信用も下がる・面倒くさがり わからないことを知ろうとしない、すぐにスルーしてしまうと損をすることも。お金を無駄に払いすぎているのに気づかない・目の前のことしか考えない 欲しいものがあったら、手持ちのお金がなくてもクレジットで購入してしまう。短絡的で常に行き当たりばったり【習慣1】財布に2つの「お守り」を入れる お金の神様に好かれるためには、お金の居場所である財布の選び方と使い方が重要だ。形状は問わないが、長財布などお札の居心地がよいものがより理想的だ。レシートやポイントカードは出して、スッキリ整理して。 お札とともに「感謝半紙」や「志半紙」を入れ、お金が出ていくのを防ごう。作り方も簡単なので、半紙さえあればいつでも作成できる。◆ベースになる半紙の切り方 半紙を縦に等分に三つ折りにして、ハサミなどで切る。その半紙を横に等分に二つ折りにして折り目をつけるお札を使うときは「ありがとうございます」・“節約ゴコロ”を守ってくれる「感謝半紙」と「志半紙」「感謝半紙」はお金の神様へのお礼を書いた半紙、「志半紙」は欲しいものや、なりたい自分になるために、心の土台をつくる半紙のこと。 お金の「ざっくり把握」を防ぎ、堅実に貯金できるようになるための知恵だ。またお札はなるべく新札を入れ、「きれいなお札だから使いたくないな」という心持ちに自分自身がなるのもポイント。・浪費しがちな人におすすめ「感謝半紙」 半紙の左側には大きな文字で「感謝」と記載。右側にはその一週間で使う予定の金額をすべて記載して、文字を書いた面を表側に返す。お金の使いみちを明確にしてムダ使いを防ぐ効果もある。 お札を使うときは「ありがとうございます」と言いながら相手に手渡そう。・貯金できない人におすすめ「志半紙」 半紙の左側にはこちらも大きな文字で「志」と記載し、右側には「〇年〇月までに300万円貯める!」「〇年〇月までに3000万円の別荘を買う!」など、具体的な目標を書いてみよう。目標を明確にすることで、貯金がよりはかどるようになる。●「吉数」を意識するとお金が貯まりやすくなる 吉数とは縁起のいい数のこと。「3」は「満つ」に通じるとして縁起がよいとされる。そのほか奇数の「1」や「5」、末広がりの「8」などもよい。ご祝儀などでも選ばれるが、普段から縁起のいいもの(吉数)に触れる機会が増えると「福々しい気」に満たされるようになり、運気を引き寄せる効果が期待できる。 貯金をするときも「3千円」や「500円玉」などで吉数を意識するとよい。逃げ出していくお金を呼び戻す【習慣2】「お金との付き合い方」を変える 日々のお金の使いみちを整理し、無意識のお金のクセを知ろう。1か月分のレシートを確認し、「お得」「バーゲン」といった言葉でつい財布のひもを緩めるクセがないかチェックして。 出費のうち、毎月同じ金額が出ていく「固定費」は積極的に見直してみよう。「ちりも積もれば山となる」で、知らぬ間に必要以上のお金を支払っている可能性がある。特に生命保険や通信費、光熱費の見直しがおすすめだ。「払い続けることを当たり前だと思わないで。これで逃げ出していくお金を呼び戻すことができます」・1か月分のレシートで浪費のクセを知る 1か月分のレシートを集め、「消費」「浪費」「投資」に分ける。消費は日々の生活に関わる必要な出費。家賃や食費、光熱費などだ。浪費は将来的なメリットがない、不必要な出費。タバコやお酒、お菓子などの嗜好品代や、参加しなくてもいい飲み会代などが該当する。投資は将来的にプラスになるような出費。新しいスキルや知識をつけるための書籍代やセミナー代などが当てはまる。浪費が多い人は要注意!・「お得」「今だけ」など買わせる仕掛けに乗らない スーパーやコンビニで見かける「お得」「セール」「今だけ〇〇円引き」「2本まとめて買うと〇〇%OFF」などの文字は、消費者に物を買わせる仕掛けだ。 本当に必要なもの以外は買わないようにしよう。お金の「蛇口」をしっかりしめるクセをつけて。「お得なんだからこれも買っちゃおう」という気の緩みが、「お金の漏れ」につながるのだ。・生命保険と通信費、光熱費のムダをチェック 固定費の中でも見直しやすいのが、生命保険や通信費。加入している生命保険を見直し、保障内容が重なっているものを解約すると、月数千円が浮く。通信費は各電話会社が出している格安SIMや格安プランに切り替えると月数千円が節約可能に。光熱費は電気とガスをまとめるだけで、月300円程度の節約になる。また公共料金をクレジットカードで支払うだけで、ポイント還元が受けられることも。税金にも節約できる部分アリ・価値の下がらないものにお金を変える 京都のおばあちゃんは戦争を経験しているからこそ、お金は万が一のときは紙切れになると知っている。そのためお金が貯まってきたら、金や宝石など換金できて価値の下がりにくいものを購入していた。「万が一の災害時に持って逃げられると安心ですよね」と熊谷さん。ブランド品や記念コインなどもおすすめ。日ごろから価値のあるものを購入することを意識しては。・税金は賢く納めお金の漏れをストップ 税金にも節約できる部分がある。生命保険に加入している人は「生命保険料控除」を、医療費を年間10万円以上払った人は「医療費控除」が使用できる(注:医療費控除は所得額によって上限が異なる)。確定申告でこうした控除を申告すれば、所得税や住民税が軽減されるのだ。 熊谷さんのおすすめは「ふるさと納税」。好きな自治体に納税するだけで、返礼品がもらえて所得税も軽減できる。2000円の自己負担は必要だが、それ以上にお得な制度だ。【習慣3】「貯まるサイクル」を強制的に作る「もっとも大切なのはお金が貯まるサイクルを作ること」と熊谷さん。 お金を引き出す日や貯める日を決め、お金の不必要な移動をなくそう。意志の弱い方には「先取り貯金」がおすすめ。毎月定額を貯金すれば、計画的に資産が積み上がる。 1年たったら「お金の引っ越し」をして、お金を短期・中期・長期の貯金へと変身させる。投資の知識がある方なら、投資信託や株式など運用商品に入金してもいい。 そして「価値の下がりにくいもの」に換えておくと、現金が手元にないときは安心だ。・小さいお金こそ大切に500円玉貯金 いきなり大きなお金は貯めにくいという人におすすめ! お札を崩すなどして手元に500円玉が来たら、500円玉貯金箱へ移動させよう。この貯金箱はわざわざ購入する必要はなく、小さなお菓子の箱や500mlの牛乳パックを切ったものでOK。 週に4枚貯まれば月に16枚、つまり8千円に。このペースで貯めていけば年間約10万円とまとまった金額になる。500円玉を確保することで小銭に活躍してもらう意図もある。・1万円を崩したら3千円を強制的に貯金 買い物のとき1万円札を使ったら3千円を強制的に財布から出し、別の袋に入れて保管しよう。この3千円袋がたくさんあれば、ある程度の貯金があるという安心感につながるだけでなく、お金が足りないときに使用できる。「お金を別の場所に移動させること」が、熊谷さん流のお金を貯めるコツだ。ムダな引き出し手数料を取られないために・1年たったら「お金の引っ越し」をする 貯金を始めて1年たったら、お金の引っ越しをしよう。貯金を「ここ1〜2年で使う短期の貯金」「3〜4年置いておける中期の貯金」「5年以上使用しない長期の貯金」に分け、それぞれ金利のよい定期預金などに入れていく。 300万円の貯金があったとき、まとめて1本ではなく、30万円や50万円ずつに分割して定期預金にするのがポイント。もし預金を取り崩したときの「ムダ使いの雪崩」を防げる。・お金を貯める日、引き出す日を決める 今はコンビニのATMでいつでもお金が引き出せるが、手数料もかかってしまう。そこでお金を貯める日や引き出す日を決めておき、「この日以外の資金移動は行わない!」と心に決めよう。 万が一お金が足りなくなってしまったら、別にしておいた3千円袋なら使ってもOKというルールだ。これでお金のムダ使いが減り、貯まるサイクルができる。・貯めたいなら口座は3つに分ける 銀行口座は3つ用意し、毎月の家賃や光熱費など支払う金額だけを入れる「支払い用口座」、先取り貯金や3千円貯金などを入れる「貯める用口座」、直近ひと月で使用する「お金を有効に使う口座」として、お金を振り分けよう。 通帳ごとにお金を分けることで、このお金は「使う」ものなのか「貯める」ものなのかがはっきりわかる。貯める用の口座やお金を有効に使う口座の通帳には、金のサインペンでその名称を記載しておくと、キラキラと輝く未来が想像できる。教えてくれたのは……熊谷和海さんビジネスコンサルタント・投資家。京都市東山区生まれ。子どものころからおばあちゃんたちにお金の蓄え方、生かし方を教えられて育つ。著書に『京都のおばあちゃんに学んだ お金の神さんに好かれる5つの知恵』(サンマーク出版)。《取材・文/金指 歩》

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