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家電のプロが「ルンバ j7+」を自宅インプレッション! その評価は?

“ガジェット好き代表”“ドックオーナー代表”“ヤングファミリー代表”と選ばれた家電のエキスパート3人が、私生活で実際にルンバ j7+をお試し。それぞれのライフスタイルのなかで感じた魅力を語ってもらった。障害物回避の精度、デザイン性、設置性の高さなどいずれも上々だ。

【今回紹介する製品】

アイロボット New ルンバ j7+

12万9800円

稼働時間:清掃完了まで 自動充電&自動再開 (必要なぶんだけ効率的に充電) サイズ/質量:φ339×H87㎜/ 約3.4㎏

アイロボット New ルンバ j7

9万9800円

稼働時間:清掃完了まで 自動充電&自動再開 (必要なぶんだけ効率的に充電) サイズ/質量:φ339×H87㎜/ 約3.4㎏

【インプレッション01】

ガジェット好き代表 IT・家電ライター 小口 覺さん

家電のプロが「ルンバ j7+」を自宅インプレッション! その評価は?

IT・家電の記事やコラムを中心に執筆。自慢したくなる家電を「ドヤ家電」と命名して呼び名を普及させた。

j7の“j”はジャパンの“j”と思えるほど 日本の暮らしによくマッチした製品

本来は手間要らずのはずのロボット掃除機ですが、実際はいくつかの手間が発生していました。それは“事前に部屋を片付けなければならない”ということ。床座の習慣がある日本では、モノが床に置かれがち。床のモノを拾い上げる作業は意外と負担になりますが、これを怠ると、ロボット掃除機が巻き込んでしまう……。我が家でもケーブル類を巻き込むことは数知れず、悩みや怒りの種になっていました。j7ならそれらを完ぺきに回避してくれるわけです。玄関に並べたスリッパを押し出してタタキに落としてしまう、なんていうこともありません。

もうひとつ、ゴミ捨ての手間が自動ゴミ収集機能で軽減されるのもありがたい。今回はクリーンベースの背が従来より低くなったので、広くない我が家に置いても圧迫感が出ません。j7の“j”はジャパンの“j”と思えるくらい日本の住宅環境に合っていると感じます。

フロントライトが付いたのも従来型ルンバとの大きな違い。「なんで光ってるの?」と訊かれたら「実はこれ、カメラで物体を認識しててね……」とドヤれます(笑)

【インプレッション02】

ドッグオーナー 代表 白物・美容家電ライター 田中真紀子さん

主婦目線のリアルなレビューが持ち味。自宅で歴代のルンバを使用。5歳になる愛犬とともに暮らしている。

犬のうんちの回避能力に脱帽!! 抜け毛が絡まりにくいブラシも秀逸です

正直、アイロボットがここまで犬のうんち問題を研究・解決してくれるなんて(嬉)!! 我が家の犬もよくトイレを失敗します。まさかの場所にうんちが落ちていて急いでルンバを止めるも、時すでに遅し、見事に吸ってしまっていた……ということもあるのです。

今回、実際に犬がカーペットの上で粗相したときに本機の回避能力を検証してみたのですが、柄物のカーペットに複数箇所のうんちという難易度の高い状況でも、物体に近づくたびに少し考えて回避を繰り返し、“大惨事”を免れました。

また、ブラシのお手入れのしやすさも従来のルンバから継承されている大きなメリットです。ゴム製なので、犬の毛や髪の毛が絡まることがほぼありません。

デザイン面も格段に理想形に近づいたと感じています。特にクリーンベースはこれまで存在感ありすぎでしたが、今回は初の横長タイプとなり存在感が抑えられていて部屋に馴染みやすいのがうれしい。本体のスタイリッシュなグラファイトカラーにも惚れ惚れ♡ 同色のブラーバも3月発売予定なので、ぜひこの色で揃えたいですね。

【インプレッション03】

ヤングファミリー代表 GetNavi編集長 川内一史

共働きの妻、まもなく3歳の息子、5歳の猫と暮らす。生活家電のほかオーディオ機器など幅広く精通する。

小さな子どもがいる家庭には “片付けない床掃除”は特に心強い

我が家は小さい子どもがいて、リビングにおもちゃや脱ぎ捨てた靴下が散乱していることが多々あります。それらをいちいち片付けるのが地味に億劫なのですが、ルンバ j7なら片付けしなくても“とりあえず床掃除”できるのがナイス。特に靴下はロボット掃除機がよく巻き込みがちなので、自動回避機能はありがたいです。

障害物があって掃除できなかった場所に関しては、障害物を片付けてからスマホアプリで指示を出すことで改めて掃除し直すことも可能。理に適っていますよね。

それと、クリーンベースが小型化し、テーブルの下などに設置できるのもマンション暮らしにはうれしい。デザイン面もすごく洗練されていて、さりげなくあしらわれたレザー調タブもイイ仕事をしています。近年は、海外の高級オーディオブランドなんかでもポータブルスピーカーにレザーストラップを採用するなど、“メカメカしい”家電製品に有機的なディテールを取り入れるのがトレンド。このj7も、家電と家具の中間をいくようなデザインで、日本の狭小住宅でも悪目立ちしないと思います。

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