コラム1
廃棄物の扱いに関する、Rを頭文字とする3つの取組をまとめて「3R」といいます。Rの1つ目、「リデュース(Reduce)」は、もともと「減らす」という意味の英語で、廃棄物の発生を減らすことをいいます。身近な例では、買い物の際にあらかじめエコバッグなどを用意して、廃棄物にされやすいレジ袋を使わないようにする取組がそのひとつ。ただ普通に生活や生産活動を続けていれば、廃棄物を完全になくすことは現実的ではありません。
そこで、2つ目の「リユース(Reuse)」があります。これは本文で紹介しているように、まだ使えるモノは繰り返し使うという取組です。
そして3つ目の「リサイクル(Recycle)」は、廃棄物からまだ使える部分を取り出して再資源化することです。古新聞や古雑誌からパルプを再生し、それを材料にして段ボールやトイレットペーパーなどを作ることもリサイクルです。