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「くにおくんの三国志だよ全員集合!」、孫権(りき)や諸葛亮(みさこ)など新キャラクターが公開

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 アークシステムワークスは、「熱血硬派くにおくん 35周年記念プロジェクト」のひとつとして発売する、シリーズ最新作「くにおくんの三国志だよ全員集合!」の新キャラクターおよびストーリーモード「第一章 黄巾の乱」を公開した。Nintendo Switch版は12月、プレイステーション 4/Steam版は2022年4月以降の発売が予定されている。価格は未定。

 本作は三國志の世界を舞台にシリーズおなじみの「くにおくん」たちがストーリーを繰り広げるアクション作品。「三国志」の有名武将が「くにおくん」のキャラクターに置き換えられているため、三国志初心者でも安心して遊べるのが特徴だ。キャラクターは性格やエピソードを考慮して配役されており、より深く「くにおくん」と「三国志」の両方を理解することができる。

【くにおくんの三国志だよ全員集合!オープニング映像】

新規キャラクター公開!

【りき】 「くにお」と双璧を成すライバル。大雑把で能天気な性格だが、正義感が強く喧嘩と運動は得意。仲間や後輩からの信頼も厚く、頼まれると断れないタイプ。キレると手が付けられずサッカー部から除名された。

「くにおくんの三国志だよ全員集合!」、孫権(りき)や諸葛亮(みさこ)など新キャラクターが公開

【孫権】 後に「呉」を建国する英雄。父と兄の地盤を継いで君主となった。激情的な性格で、周囲の反対を押しのけて劉備と同盟軍を結んだ際、机の角を剣で切り落とし今後反対する者は同様になると言い放った。

【みさこ】 校内でも1、2を争う美女と噂される熱血高校サッカー部のマネージャー。軽い性格に見られがちで男性との噂が絶えないが実は一途な性格。不良は嫌いだが強い男に好意を持ち、「くにお」に対しても……。

【諸葛亮】 「三顧の礼」によって劉備軍に迎えられた天才軍師。数々の計略で見事な逆転劇を演じる。天候の知識に長け、赤壁の戦いでは吹くはずがないと言われていた「東南の風」を吹かせることに成功する。

【きょうこ】 花園高校に通う女生徒。「りき」一筋で「りき」のためなら命も惜しまない危なさがある。「みさこ」と仲が良く、常に行動を共にする。自分のことを「しっかり者」と思っており、周囲に世話を焼くところがある。

【周瑜】 孫権の兄・孫策の時から仕える重臣。孫策とは非常に仲が良く、弟の孫権の面倒を頼まれた。プライドが高いが、面倒見が良いため周囲から慕われた。諸葛亮をライバル視するが、いつも出し抜かれる。

【やまだ】 自称「悪の大ボス」。「くにお」とは中学生時代の同級生だが、勘違いから「くにお」を強く恨むようになり陰湿な性格へと変貌した。「悪のパワー」を手に入れたことで、「くにお」への復讐を企てる。

【曹操】 後に「魏」を建国する英雄。若い頃は朝廷に仕えていたが、腐敗した漢王朝を見限り、自分で全土統一を目指す。孫氏の兵法に精通し、強い武将を集めて最強の軍団を指揮していた。

【はせべ】 「くにお」と「やまだ」の中学時代の同級生で、伝説のスケバン。冷峰学園生徒会の副会長という表の顔とは裏腹にかなりの戦闘スキルを保持している。いつも「くにお」の心配をしてくれる優しい一面も。

【張遼】 丁原、董卓、呂布といった数々の君主を経て、曹操配下となった猛将。呂布配下時代に関羽に命を助けられ、以後関羽とは敵味方の関係であっても互いに尊敬しあう間柄となる。

 このほかのキャラクターは、公式サイトの「キャラクター紹介ページ」に公開されている。

「黄巾の乱」から「赤壁の戦い」までをコミカルに描くストーリーモード

 ストーリーモードは、敵との戦いを制し、章の最後に待つボスを倒すというRPGスタイル。後漢末期の反乱「黄巾の乱」から物語が最高潮に盛り上がる「赤壁の戦い」までが全6章にまとめられており、各章内では街での会話やクエスト型のストーリーをクリアしていく。

 プレーヤーは、依頼を受けて遠くの街に赴いたり、山賊を討伐するために山に登ったりと、小説や漫画とは異なったアプローチで「三国志」を体験することができる。さらに、サブクエストやシナリオ分岐などもあり、「くにおくん」らしいストーリーも堪能できる。

【第一章 黄巾の乱】

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