1つめは、インターホン。わが家は一般的な一戸建てで、インターホンは新築した際に取り付けたモノクロ画面の録画機能なし、リビングに親機1台のみのモデルだった。
在宅ワークで外出の機会が減ったことで買い物はネット通販が多くなり、家電ライターという職業柄、レビュー用にメーカーに製品を貸し出し依頼するため、自宅には頻繁に宅配便業者が訪ねてくる。
しかし、筆者の仕事部屋は2階にあり、エアコンで冷暖房している時にはドアを閉め切る。オンラインミーティングや取材、電話での打ち合わせも頻繁にある。息抜きにアニメを見たり、ギターを弾いたりする。そうなると、宅配業者がインターホンを鳴らしても全く気が付かない。結果、再配達が頻発する。配達時間を指定していたのに、気が付かないがために再配達。宅配業者に申し訳ないことこの上ないったらありゃしない。
そこで、パナソニックのテレビドアホン「VL-SWD505KS」に買い替えた。何がイイって、子機が1台付いていること。親機はこれまでどおりリビング、2階の自室には子機を置けば、部屋を閉め切っていても、オンラインミーティング中でも、テレビを見ていてもピンポンに気が付く。
パナソニックのテレビドアホン「VL-SWD505KS」。玄関子機のチャイムが鳴らされると自動的にカラー録画し、映像と音声を保存する2階の自室に設置した子機で玄関子機に応対でき、過去の録画も見られる。リビングの親機とも通話可能さらに、スマホアプリでも応答できるので、トイレに入っていたり、気晴らしの散歩中でも対応できる。同機に買い替えた後、再配達が大幅に減った。筆者もハッピー、宅配業者もハッピー、荷物も無事に届いて送った側もハッピー。
スマホに専用アプリをインストールすれば、玄関子機に応答、リビング親機との通話、過去の録画の確認など、子機と同じことができる玄関子機を押すと同時にカラー映像で録画されるので、不審者に警戒することもできる。空き巣はセールスを装ってインターホンを鳴らすことも多く、外出していてもスマホの応対により在宅を装えるので、犯罪を未然に防ぐこともできるかもしれない。こんなに便利ならば、もっと早く買い替えれば良かったと少し後悔したものだ。なお、親機と子機の間でもボタン一つで通話ができるので、家族の間でコミュニケーションを取るのも簡単だ。