感染対策やテレワーク、家事とがんばったこの一年。ホッとするひまもなく、年末はやることが山積みで、大掃除をするとなると、なかなかやる気がおきないのも事実。そこで、“普段やらないところ“にポイントをしぼって、1日で終わらせる大掃除のスケジュールをライオンが公開したので紹介しよう。
キッチンの換気扇や、お風呂のカビ、窓ガラスなど、普段のお掃除では手が回らず、汚れが気になっているところをピカピカにすると、気持ちがいいこと間違いなし!ひとりでもできるが、あらかじめ天気の良さそうな日を想定して家族で日程を決め、大掃除の進め方も共有しておくと、イベント感覚で短時間で済むかも。
1日で終わらせる「大掃除」のポイントは、“普段やらないところ“にしぼること。キッチンの換気扇や、お風呂のカビ、窓ガラス、カーテンの洗濯など、普段の掃除や洗濯では手が回らず、汚れが気になっているところをピカピカにすると、すっきりして気持ちがいいこと間違いなし!
キッチン周り、カーテンなどの大物洗濯、浴室、窓ガラス、照明器具などを効率よく時間差で掃除していこう。
大掃除は、最初に必要な「道具」と「洗剤」をあらかじめそろえておくこと。途中であわてて買いに行ったり、探す手間もなくスムーズに進められる。
【必ず準備するもの】□掃除用手袋 □スポンジ □古布(毛羽立ちの少ないもの) □メガネ □マスク
【あると便利なもの】□新聞紙 □食品用ラップ □不要になったプラスチック製ポイントカード □割り箸(先が平らになっているものが便利 □竹串・楊枝 □帽子(手ぬぐいなどでも可) □脚立 □掃除機
【準備する洗剤】□レンジ用洗剤 □キッチンの発泡タイプの排水口用クリーナー □浴室用防カビくん煙剤 □クリームクレンザー□パイプクリーナー □塩素系カビ取り剤 □ガラス用洗剤 □住まいのふき掃除用洗剤□トイレのふき取り用クリーナー □衣料用洗剤
① 取り外せる部品に洗剤をスプレーするシンクに傷がつかないよう新聞紙を敷き、換気扇の取り外せる部品(整流板、フィルター、ファンなど)を並べ、「レンジ用洗剤」(レンジまわりのルック)をスプレー。
② 取り外せない部品を掃除する放置する間に、レンジフードなどの取り外せない部品を掃除。布に「レンジ用洗剤」をスプレーし、汚れた部分をふき取る。(目より高いところは、直接洗剤をスプレーすると目に入るおそれがあるので、布に洗剤をかけてふこう)
③ ①の部品をすすぐ取り外した部品をスポンジや布でこすりながら水ですすぐ。
④ ガンコな汚れは道具で落とす③で落ち切れていない汚れがあったら、道具を使って汚れをこそげ落とす。先が平らになっている割り箸や、いらなくなったポイントカードを使うと、汚れを落としやすいのでおすすめ。
⑤ 汚れをふき取ってすすぐ取れた汚れはスポンジや布でふき取り、流水ですすいでから、乾かす。
⑥ 乾いた部品を元に戻す外した部品が乾いたら、元に戻す。
「発泡タイプの排水口用クリーナー」(ルックプラス 清潔リセットキッチン用排水口クリーナー)なら、粉を入れて水をかけ30分以上放置しておくだけなので、時間を有効に使えて便利。もちろんヌメリ汚れもしっかり落とせる。
泡が包んでさわらずピカピカ「ルックプラス 清潔リセットキッチン用排水口クリーナー」
① 換気の良い状態にする『ルックプラス 清潔リセット』は塩素系の洗浄剤なので、使用中わずかに塩素臭が。掃除を始める前に、窓を開けたり換気扇をまわしたりして、必ず換気の良い状態に。
② 排水口を水で濡らすストレーナー(ゴミ受けカゴ)のゴミとネットを取り除き、排水口全体を水で濡らす。
③洗剤の粉を入れ、水をかけるストレーナーの底に、まんべんなく洗剤の粉(1袋)を振り入れ、粉全体にかかるように、コップ1杯(約200mL)の水を10秒くらいかけてゆっくり回しかける。30分以上このまま放置。この放置時間に次の掃除をはじめよう。
④ 洗剤の粉を入れ、水をかける30分以上放置後に、水でよく洗い流す。(24時間以上放置しないこと)
洗濯には、60~90分程度時間がかかるので、洗濯している間にほかの掃除を進めよう。
① カーテンの洗濯表示、カーテンを洗うコースを確認洗濯表示に「洗濯おけ」や「手洗い」の記号がついている場合は、家庭で洗える。洗濯機の取扱説明書を確認し、 カーテンを洗う時のコースを確認。
② ジャバラにたたむカーテンレールから外し、金具を取り、ホコリをはたき落としてから、「ジャバラ状」(屏風だたみ)に折りたたむ。汚れが気になる部分を表にしておくと、汚れ落ちが良くなる。
③ 洗濯ネットに入れる洗濯表示のタグに「洗濯ネット使用」と書いてある場合やレースのカーテン、デリケートな素材のカーテンは、洗濯ネットに入れて洗う。(洗濯機によっては、「洗濯キャップ」が必要な場合もある)
④ 適切な洗剤で洗うデリケートな素材のカーテンにはおしゃれ着用洗剤がおすすめ。洗濯機に入れる向きも、上手に洗うポイントのひとつ。縦型洗濯機の場合はイラストのように、汚れている面を洗濯機の底側に向けて入れるのがおすすめ。
⑤ カーテンを干す窓の掃除のあとに、洗濯が終わったレースのカーテンはそのままカーテンレールに干す。ただし、重い厚手のカーテンは、カーテンレールに負担がかかるので、洗濯竿に干すことをおすすめ。
目立つ黒いカビを取る、くすんだ水洗金具や鏡などを掃除してピカッと光らせるなど、「光」を意識しながら60分程度を目安に掃除。
① 換気をして装備を整える塩素系カビ取り剤を使うので、換気をして、メガネ・マスク・手袋を着用。
② 黒カビにカビ取り剤をスプレーする黒くカビが生えているところに、カビ取り剤をスプレー。浴室全面にスプレーしようとすると時間がかかるので、黒カビだけにポイントを絞りスプレー。排水口にもスプレーする。
③洗面所を掃除するカビ取り剤をスプレー後、放置時間(表示を確認のこと)を利用して、洗面所を掃除。「クリームクレンザー」(おふろのルックみがき洗い)を濡らしたスポンジや布につけ、シンクや水洗金具をこする。
落ちにくい汚れがあったら、丸めた食品用ラップを使ってこするのもおすすめ(力をかけすぎると傷がつく場合があるので注意)。クレンザーの残りがないように、水でよくすすぐ。鏡は、濡らしてよく絞った布(毛羽の少ない布がおすすめ)でふこう。
最後に、排水口に「パイプクリーナー」を注ぎ入れる。表示に書いてある時間がたったら水を流す。これでイヤなニオイもスッキリ!
④浴室をシャワーでよくすすぐカビ取り剤をスプレーしたところを、シャワーでよくすすぐ。
⑤ 水洗金具や鏡などの「光るべきもの」を掃除する「クリームクレンザー」(おふろのルック みがき洗い)を濡らしたスポンジや布につけ、水洗金具や鏡をこする。手の届きにくい水洗金具の裏側は、細長く切った布を使うと、こすりやすくて便利。クレンザー残りがないように水でよくすすぐ。
⑥ 「防カビくん煙剤」を使って浴室まるごと防カビ最後に、「浴室用防カビくん煙剤」(ルックプラス おふろの防カビくん煙剤)を使って、浴室内に残っている黒カビの原因菌を除菌してカビの発生を防ごう。付属のプラスチック容器の点線まで水をいれて床に置き、その中に防カビくん煙剤の缶を入れて、リング状のフタを付ける。
30秒くらいたつと煙が出始めるので、煙が出るのを確認したら浴室から出てドアを閉める。10秒間ほど勢いよく煙が出て浴室全体に広がる。その後90分以上そのまま放置。この放置時間に次の掃除をはじめよう。
⑦ 90分以上たったら換気をして終了90分以上放置したら、30分間を目安に十分換気。浴室を水で洗い流す必要なし。使ったあとの缶は「不燃ごみ」や「小物金属」など、各自治体の区分に従って廃棄。
① 網戸を掃除する~掃除機を活用網戸は外して洗うと時間がかかるので、外さずに最小限の掃除を。掃除機の先端をブラシ状のタイプのものに替え、網戸に掃除機をかける。掃除機はできるだけ細かく動かし、5~10㎝程度を往復させるようにすると、汚れをよく吸い取れる。
② 窓ガラスを拭く~黒っぽい服で汚れを見やすく「ガラス用洗剤」を窓に「Z」の形にスプレーし、毛羽立ちのすくない布で洗剤を広げながらふき取る。上からジグザグさせながらふいていくのがコツ。2人がペアになって、内側と外側で「ふきあとの残り」を確認しながらふいていくと、よりキレイに仕上げられる。また、黒っぽい服を着ていると、汚れが見やすくなるので、効率よくふき掃除ができる。
【11:30~13:00 お昼休憩】
①照明器具のカバーを外す脚立や踏み台などを利用し、照明器具のカバーを外す。ホコリが落ちてくるかもしれないので、マスクや帽子(手ぬぐいを巻くのでもOK)をかぶろう。
② 掃除機でホコリを吸う掃除機でホコリを吸う。濡れた布でいきなりふくと、逆に落ちにくくなってしまう場合もあるので、先に掃除機でホコリを取り除こう。
③ カバーを拭く照明カバーがプラスチックやガラスなど水ぶきできる材質であれば、ふき掃除。ふき掃除が終わったら、脚立や踏み台などを利用し、照明器具のカバーを元に戻す。
普段、便器の中は掃除していても、便器と便座のつなぎ目などの細かい部分や床の奥のほうなどはキレイに掃除できていない人も多いだろう。また、トイレの換気扇は意外な盲点でもある。大掃除では、そういったところを集中的に掃除しよう。
①トイレの換気扇を掃除するカバーが外れるようなら外し、掃除機でホコリを吸い取る。「トイレのふき取り用クリーナー」(ルックプラス まめピカ トイレのふき取りクリーナー)を布やトイレットペーパーにふきかけ、ホコリをふき取ろう。
② 手洗い器を掃除する手洗い器の「黒ズミ」は、水垢にススなどが混じったガンコな汚れ。クリームクレンザーをスポンジか丸めたラップにつけ、こすり落とそう。そのあと、しっかり水ぶき。タンクの上に手洗い器がある場合、洗剤がタンクの中に入ると故障の原因になることがある。掃除する前に、タンクの穴に布を詰め、洗剤がタンクの中に入らないように気をつけよう。
③ 便座と便器の隙間を掃除する温水洗浄便座の多くは外すことができる。取扱説明書を確認して、外してみよう。「トイレのふき取り用クリーナー」(ルックプラス まめピカ トイレのふき取りクリーナー)を布やトイレットペーパーにふきかけ、便座の裏側や、便器表面をふく。
④ 洗浄ノズルとその周辺を掃除する※事前に取扱説明書で掃除方法を確認しよう。
「ノズルそうじ」ボタン(機種によって名称が異なります)を押してノズルを出し、「トイレのふき取り用クリーナー」(ルックプラス まめピカ トイレのふき取りクリーナー)をふきかけたやわらかい布か、トイレットペーパーでやさしくふく。ノズルが収納されるところもふこう。
⑤ 便器と床の隙間を掃除する布またはトイレットペーパーに「トイレのふき取り用クリーナー」(ルックプラス まめピカトイレのふき取りクリーナー)をふきかけ、竹串を使って隙間に沿わせながらふく。
⑥ 床の掃除をする洗面所を掃除するホコリが多い場合は、掃除機で吸い取ろう。最後に「トイレのふき取り用クリーナー」(ルックプラス まめピカトイレのふき取りクリーナー)を床にスプレーし、布やトイレットペーパーでふいたら終了。
仕上げにリビング全体に掃除機をかけ、大掃除の途中で出てきたホコリをスッキリ吸い取る。
① リビング全体に掃除機をかける掃除するとホコリも発生するので、掃除機は仕上げの意味もこめて最後にかけるようにしよう。
② 出ている物を整理整頓掃除機をかけながら家全体を見回し、雑然とした場所があったら、置き方を見直そう。
毎年の大掃除。「やらなきゃ」と毎日のように気にするより、「何月何日に1日かけてやる」と決めてしまったほうが、割り切れて心がすっきりするかもしれない。気になっていた汚れがなくなると、家が明るくイキイキとして、運気もアップする気がしないだろうか。今年の汚れをスッキリ落として、来年もよい1年にしよう。
レンジまわりのルック https://look.lion.co.jp/kitchen/range/ルックプラス 清潔リセットキッチン用排水口クリーナー https://look.lion.co.jp/kitchen/seiketsu/アクロン https://acron.lion.co.jp/おふろのルックみがき洗い https://www.lion.co.jp/ja/products/268ルック 濃効パイプマン https://www.lion.co.jp/ja/products/265おふろの防カビくん煙剤 https://look.lion.co.jp/bath/boukabi/ルックプラス まめピカ トイレのふき取りクリーナー https://look.lion.co.jp/lavatory/mamepika/
構成/DIME編集部