19 07
30~40代既婚男女に聞いた「令和のしない家事、三種の神器」 3位は「洗濯乾燥機」、2位と1位は?

30・40代夫婦の家事に関するライフスタイル調査

30~40代既婚男女に聞いた「令和のしない家事、三種の神器」 3位は「洗濯乾燥機」、2位と1位は?

 家事負担軽減、家事時間削減のために購入したい家電1位は「食洗機」――そんな結果が、パナソニックの「30・40代夫婦の家事に関するライフスタイル調査」で分かった。同調査は今回で5回目。【画像】令和版「三種の神器」 共働き世帯の在宅勤務率は、男性が42.9%、女性が30.0%と、2020年7月のコロナ禍1年目の夏時点の男性40.8%、女性32.2%から大きな変化はなかった。 1日のうちに家事にかけている時間を聞いたところ、男性は平日で58.4分、休日で72.7分、女性は平日で115.5分、休日で121.4分だった。20年7月の調査と比べ、男女共に平日休日両方で増加した。男性の平日・休日、女性の平日は、1日に10分前後も家事時間が増加していた。 共働き世帯の夫婦間の家事分担比率をコロナ禍前の17年から時系列で見てみると、男性視点では男性が約3%増、女性視点では女性が約2%減とわずかではあるが変化が見られた。 21年では、男性視点で男性47.1%:女性52.9%、女性視点で男性22.0%:女性78.0%で「分担している」と感じており、コロナ禍前と大きく変わらず、男女間での家事分担の認識は引き続き差異があるようだ。 家事を家電に任せて負担を減らしたいと考える人は増加傾向にあり、21年調査で82.2%と過去最高となった。同社は「家事を家電に任せる『しない家事』ニーズがコロナ禍でさらに高まっているようだ」と指摘する。 家事負担軽減、家事時間削減のために購入したい家電の1位は「食洗機」(35.6%)、2位は「ロボット掃除機」(29.6%)、3位は「洗濯乾燥機」(19.8%)で、17年調査から大きく変化していなかった。特に「食洗機」は17年から連続して1位となっていて、同社はこの3つの家電を「令和の“しない家事”三種の神器」と表現している。 今回の調査は、関東(1都6県)と関西(2府4県)に在住の30~49歳既婚男女を対象に、インターネットで行った。期間は21年4月16~20日、有効回答数は1346人。

ITmedia ビジネスオンライン