お風呂掃除が面倒なオプションは、長い目でみるとないほうがいい!?
ようやく春の兆しがみえてきたものの、まだまだ寒い日が続いています。今年は日常生活が危ぶまれるほどの積雪に見舞われているエリアも多くありますが、冷えた体を温めるのはお風呂!ちなみに毎月26日は「風呂の日」に設定されています。
「エコシャワー」は最近増えていますが、水圧が弱いことでストレスを感じる人も少なくないそう。
とはいえ快適なバスタイムを過ごすには、お風呂の掃除やメンテナンスは欠かせません。お風呂の掃除は日常の家事の中でもかなり面倒くさいと感じる人も多いかもしれませんが、それはもしかしたら、Suits woman読者の皆さんのお風呂のオプションによるところも大きいのではないでしょうか?そこで今回ご紹介するのは、株式会社南勝が実施した「浴室オプション」に関するアンケート調査。こちらで「後悔している浴室のオプション」について調査したところ、左の結果となったのです。一番多かったのは「大きすぎる窓」。それに続くのは「(ベンチ)カウンター」「鏡」「浴室暖房乾燥機」となっています。大きい窓がお風呂にあれば解放感もあり、入浴後は窓を開けておけば換気もできます。また景観が良い場所であれば、景色を眺めながらお風呂に入る楽しみもありそうです。ほかもお風呂にあれば便利そうなオプションばかりのように感じますが、なぜ後悔している人が多いのでしょうか?
お風呂掃除なくして快適なバスタイムはありえない!
そこで同調査では「後悔している理由」についてアンケートを実施。結果は左の通りとなりました。圧倒的多数の意見は「掃除が大変」。不動産・土地の選び方などについて様々なノウハウを持つ調査元の株式会社南勝によると、お風呂掃除が大変で後悔したとの声が特に多いのは「(ベンチ)カウンター」と「鏡」だそう。特にベンチカウンターは壁との接触部分はもちろんのこと裏面は清掃しにくいため、カビが繁殖しやすいのです。また鏡も掃除を怠ると、水垢がウロコとなってこびりついてしまいます。一方「後悔している浴室のオプション」で1位となった「大きすぎる窓」は、同社によると防犯面の心配と、浴室の寒さが増す問題点があるといいます。さらに窓は大きいほど費用や手間がかかるそうで、「特別な理由がなければ、外から浴室内が見えないような少々高めのところに小さめの窓を設置するのが良い」とのことです。また現在は建売住宅でも標準装備されていることが多い「浴室暖房乾燥機」ですが、前述の調査だと16.6%の人が「後悔している」と回答。もちろん天気が悪い日や夜間に洗濯物が干せる利点は重要ですが、その一方で「電気代がかさむ割に思うように乾わかない」という人も。また浴室内の温度を上げすぎるとシャンプーやボディーソープの容器が膨張し、中身が噴き出してしまうこともあるようです。毎日使用するお風呂だからこそ、ライフスタイルに合った空間にしたいもの。その一方で掃除やメンテナンスも重要なので、それを含めて考えたいものです。【調査概要】調査主体:株式会社南勝「YouTube不動産」https://www.youtube.com/channel/UCu5pac3VmabJ-OvFiPxlzIA調査期間:2022年2月6日~9日 調査手法:インターネット調査 調査地域:全国 調査年齢・性別:25歳以上45歳以下の男女 調査対象:自身または配偶者が建てた築1~10年の注文住宅に不要な浴室オプションがあると回答した男女 サンプル数:427人