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ルンバブルな部屋で快適に過ごそう!押さえておくべきポイントを徹底解説! |CHINTAI情報局

このページの目次

  • ルンバを最大限活用するための家具選び
  • ルンバブルな部屋で掃除時間を快適に!
  • ルンバブルとは?

    iRobot社のお掃除ロボット「ルンバ」は、出かけている間やほかの作業をしている間に自動的に部屋の掃除をしてくれる画期的なお掃除アイテムだ。そんなルンバにまつわる「ルンバブル」という言葉をご存じだろうか?

    「ルンバブル」とは、ルンバで掃除がしやすい状態を指す造語。「Roomba」+「able(可能にする)」という2つの単語からできている。

    今回はルンバを所有している人や、今後自宅にルンバを導入したいと考えている人に向けて、「ルンバブル」な部屋づくりの方法について解説していく。

    なお、今回の解説はあくまでもiRobot社のルンバを使用することを想定している。ほかのメーカーのお掃除ロボットを使う場合、寸法が異なる可能性があるため、前もってサイズを確認しておくことをオススメする。

    まずは「ルンバ」の寸法を確認しよう!

    ルンバが掃除しやすい「ルンバブル」な部屋を作るためには、まずはルンバのサイズを知っておくことが重要だ。

    ルンバのサイズ感を知らないで誤って家具を購入してしまうと、ルンバが通れず隙間や奥のスペースにホコリやゴミが溜まってしまう。そうなると結局手で掃除機をかけることになり、掃除の手間が増えてしまう。

    せっかくのルンバを宝の持ち腐れ状態にしないために、ルンバが通れるスペースを把握し、動線を確保しよう。

    iRobot社が発表しているルンバにはいくつかのシリーズがあるが、高さはどのシリーズも共通して9mm前後となっている。官製はがきの短辺(10cm)よりも少し短いと考えるとわかりやすい。

    最大幅は、310〜353mmと若干の違いがある。重さも若干の差はあるが、おおよそ2Lのペットボトル2本分と考えるとよいだろう。

    ルンバブルな部屋をつくるポイント

    前述の通り、ルンバブルな部屋にするためには、ルンバが通れる動線を確保する必要がある。部屋の隅々まできれいに掃除してもらうためにも、以下の4つのポイントに注意しよう。

    ポイント①:床に物を置かない

    ルンバブルな部屋の大前提は、床に物を置かないことだ。床に物を置いているとルンバが通れなかったり、引っかかったりしてしまい、効率のよい掃除ができない。インテリア小物などを置いてしまうと、ぶつかって壊してしまうリスクもある。特に普段から“ロースタイル”と呼ばれる床中心の生活をしている人は、部屋の環境をあらためて見直してみよう。

    ルンバブルな部屋で快適に過ごそう!押さえておくべきポイントを徹底解説! |CHINTAI情報局

    床に置く物を減らすコツの1つに、壁にかけられるアイテムを活用することが挙げられる。ゴミ箱はフック等を使って壁に掛ける、カバンや衣類はクローゼットなどに収納する等を心掛け、床に置くものの数を減らすようにしよう。

    ポイント②:家具の下に10cmの隙間を確保する

    ルンバの高さは89〜92mmのため、家具などの下におよそ10cmのスペースがあればルンバが通ることができる

    通常の掃除機で10cmの隙間を掃除するとなると、屈んだり手を伸ばしたりする必要があり、非常に手間がかかってしまう。しかし、ルンバにかかれば人の手の届きにくい場所まで手間なく自動的に掃除してくれるのだ。

    これからソファ・ベッドなどの家具を購入する場合は、脚の高さが10cm以上あるものを選ぶと良い。もし手持ちの家具の脚が10cmより短い場合、底上げするためのグッズを使って高さを出しても良いだろう。

    ヘイローモードを活用しよう

    なお、もし10cm以下の場所にルンバが入り込み、引っかかってしまった場合、ルンバは自力で脱出するのが難しく、身動きが取れなくなってしまう。持ち主が外出中にそのようなことが起こるとルンバを救出できない。

    そこで役に立つのが「ヘイローモード」と呼ばれるルンバの機能。ルンバに通ってほしくないエリアを「進入禁止」にすることができる。高さの制限がある場所だけではなく、ケーブルが多い場所、壊れやすいものが置いてある場所への進入も防ぐことができる。

    ポイント③:段差は2cm以内にする

    ルンバは、2cmまでの段差であれば楽々と乗り越えることができる。このため、床に敷くラグやカーペットは、厚さ2cm以内のものを選ぶと良い。逆に言えば、高さが2cm以内であれば、電源コードやドア枠などちょっとした段差はわざわざ取り除く必要はないといえる。

    ただし、厚さ2cm以内であっても、薄すぎるラグやカーペットはルンバがめくったり下に潜り込んだりしてしまい、掃除ができなくなるおそれがある。薄い敷物を使っている場合は、滑り止めテープなどで敷物を床に固定するのがオススメだ。

    また、ルンバブルな部屋にするなら毛足の長いラグは避けるべきだ。ルンバのブラシがからまってしまう可能性もある。ルンバが得意な敷物は限られているため、きちんと掃除ができるか一度試してみるとよいだろう。

    ポイント④:ルンバの幅を考慮した動線づくり

    基本的に、ルンバは横幅36cm以上のスペースがあれば問題なく掃除することができる。36cmより狭いスペースの場合、一部のシリーズのルンバは入ることができないため、掃除のやり残しの場所が発生してしまう。このため、家具や家電の配置にも気を配る必要がある。

    イスなどの簡単に動かせるものは掃除の時間だけ移動させればよいが、せっかくルンバブルな部屋にするなら最初から狭いスペースを作らないレイアウトにしておくことがオススメだ。ルンバが部屋中まんべんなく掃除できるように、動線を意識して家具を設置してみよう。

    ルンバを最大限活用するための家具選び

    ルンバブルな部屋にするには、具体的にどのような家具を用意すればいいのだろうか。

    ここからは、ルンバを最大限活用できる家具の特徴を紹介していく。これからルンバブルな部屋にしていきたい人はぜひ参考にしてほしい。

    ベッド

    ベッドの下は通常の掃除機だと掃除しづらく、特に壁際は手が届かず、ホコリやゴミが溜まりやすくなる場所だ。

    ルンバを最大限に活用するためには、脚の高さが10cm以上あるベッドがオススメだ。ベッドの下には収納アイテムを入れず、空の状態にしておこう。ルンバがベッドの下を隅々まできれいに掃除してくれる。

    ソファ

    ルンバブルな部屋を目指すなら、ベッドと同様にソファは10cm以上高さのある脚がついているタイプがオススメだ。

    ソファの前にテーブルを置く場合、ソファとテーブルの間を36cm以上空けておくようにしよう。これでソファのまわりもルンバが引っかからずに掃除してくれるようになる。

    ダイニングチェア

    ダイニングチェアのなかには、アームをダイニングテーブルに乗せてチェアの脚を浮かすことができるタイプのものがある。ルンバの動線を簡単に確保することができるためおすすめだ。

    ダイニングテーブルに引っかけられないチェアを使っている場合は、掃除をする間だけでもテーブルとの距離を36cm以上空けておこう。また、チェアの座面を下にし、テーブルの上に乗せて動線を確保するのも有効な方法だ。

    ルンバブルな部屋で掃除時間を快適に!

    ルンバで掃除がしやすい状態のこと指す「ルンバブル」な部屋にすれば、ルンバの機能を最大限に活用でき、掃除の手間を軽減してくれる。ルンバブルな部屋にするには「十分なスペースを確保する」「床に極力物を置かない」など、いくつかのポイントを押さえておく必要がある。

    ルンバブルな部屋にすることで、掃除のしやすさはもちろん、見た目にもスッキリ片付いた部屋が叶う。今回紹介した方法を参考に、ルンバでさらに快適な生活を実現しよう♪

    ※本記事の情報は2022年2月7日現在のものです

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