食事が終わったら、食器を洗う。毎日その繰り返しです。
しかし、家にある物で、少しずつ汚れていく物は見過ごしがちです。犬の餌入れのボウルや食器洗い機などは、洗わないでいるとバイ菌の隠れ蓑になります。
本当に家を清潔に保つには、そのような物も時々掃除をしなければなりません。
今回は、掃除リストから外れがちな12の家庭用品と、それをいつどのように掃除するかをお教えしましょう。
目次
1.食器洗い機
2.コーヒーメーカー
3.洗濯機
4.ディスポーザー
5.電子レンジ
6. 冷蔵庫
7. オーブン
8. ブラインド
9. バスマット
10. エアコンのフィルター
11. ペットの餌入れのボウル
12. 子どものおもちゃ
食器を洗う物も洗う必要があるなんて、信じられない人もいるかもしれませんが、食器洗い機に溜まった食べかすにバイ菌が発生します。
ワシントン・ポストでは、食器洗い機を効率よくメンテナンスするなら、月1回は掃除するようすすめています。
食洗機対応のコップに蒸留ホワイトビネガーを入れ、食洗機内の上のラックに置きます。
それ以外は何も入れずに、高温の蒸気が出るコースを選んで動作させれば、内部がきれいになりバイ菌も除去してくれますよ。
コーヒーメーカーに入れるのはコーヒーだけだから、掃除のことがすぐに頭に浮かばないかもしれません。
しかし、硬水のミネラルが内部に溜まり、機械部分に悪影響が出たり、コーヒーの味が変わってしまうことがあります。
フード系サイト「Eat This, Not That!」では、コーヒー愛飲家の人は、月1回はコーヒーメーカーを掃除するようすすめています。
水のタンクに、蒸留ホワイトビネガーと水を1対1で混ぜたものを入れ、コーヒー抽出のボタンを押します。
抽出プロセスの途中で止め、30分ほどそのままの状態で置いておき、それから続きの抽出を最後までやると、きれいに掃除されます。
毎回の洗濯後に、洗濯機でろ過された垢や汚れはどうなっているのでしょうか?
脱水中に吸い出されている可能性もありますが、長年の間に洗濯機内部にも汚れが溜まります。
ホーム&ガーデン系サイト「The Spruce」では、洋服を確実にきれいにし、カビやバイ菌を発生させたくないのであれば、毎月洗濯機を掃除するようすすめています。
空の洗濯機に、漂白剤を4分の1カップ入れ、お湯で回してください。すすぎを2回実行し、残った漂白剤と汚れを洗い流します。
ディスポーザーも、定期的にしっかりとした掃除が必要な電化製品ですが、掃除のことを考えたくない人は後回しにしているかもしれません。
家のリフォームの達人Bob Vilaは、ディスポーザーは2週間毎に掃除するようすすめています。
「Consumer Report」に、2週間毎の簡単な掃除方法として以下の3ステップが載っていました。
「The Spruce」では、電子レンジをよく使う人は、バイ菌や細菌を寄せ付けないために、週1回は掃除をしたほうがいいとすすめています。
電子レンジに食べ物や悪臭がこびりついた場合、電子レンジ対応の耐熱ボウルに水とレモンスライス数枚を入れ、電子レンジにかけて水を沸騰させましょう。
数分そのまま置いてから、庫内の柔らかくなった汚れをを拭き取ります。
電子レンジにターンテーブルがある場合は、シンクや食器洗い機で食器などと一緒に洗います。
冷蔵庫のドアの内部ポケットに、使いかけのジャムの瓶が残っていると罪悪感に駆られますが、何もジャムがベタベタになるまで置きっぱなしにしようと思っていたわけではありません。
家のお掃除サイト「Molly Maid」では、3〜4週間に1度は冷蔵庫の掃除をすすめています。冷蔵庫の中身をすべて出して、外せる棚や引き出しを外してください。
洗剤を混ぜたぬるま湯と布巾で冷蔵庫内を拭き上げます。野菜室の引き出しも、食器などと同じように手で洗います。洗った後はきれいに乾かします。
冷蔵庫内の汚れを拭き取ったら、乾いた布で拭き、棚や引き出し、そして外に出していた食品などを戻しましょう。
また、「Molly Maid」では、掃除機とブラジのアタッチメントで、冷蔵庫背面に溜まったホコリを吸い取ることもすすめています。
モーターや冷却装置を遮るものがなくなり、きちんと動作するようになります。
オーブンは、掃除をするのが難しいので、定期的な掃除からは外されていることが多いです。
しかし、定期的にメンテナンスすることで、オーブンははるかに簡単にきれいになります。
年末年始や年度末など、季節毎にオーブンを掃除する人もいます。
ブログ「Clean My Space」のMelissa Makerは、オーブンのセルフクリーニング機能(もし付いていれば)を使うといいと、食べ物とキッチンのサイト「Food52」に語っています。
しかし、米Lifehackerでは、以前オーブンのセルフクリーニング機能を使う危険性について報告したことがあるので、その機能を使う前にきちんと準備をしてください。
セルフクリーニング機能を使いたくない場合、Mayerは液体がこぼれた時に、吸い取るために塩を振りかけるのをすすめています。
塩に完全に吸い取られたら、簡単に拭き取ることができます。この小さなハックを使えば、骨の折れる大掃除をしなくて済みます。
陽の光に溜まったホコリが照らされるまで、ブラインドがどれほど汚れているかは気づきません。
Architectural Digestの「Clever」では、ブラインドを外して徹底的に掃除しなくていいように、月1回はホコリを拭き取るようすすめています。
ブラインドの間を掃除する必要はありません。ただブラインドを全部閉めた状態で、マイクロファイバーの布巾で一気に拭くだけです。
ブラインドの向きを変えて、同じことをもう一度繰り返します。
それから、湿った雑巾などで同じように両面とも拭きます。頑固な汚れを取りたい場合は、洗剤とお湯を使いましょう。
Amazonベーシック マイクロファイバー クリーニングクロス 24枚入1,697円
バスマットは、浴室内のカビ、バイ菌、あらゆる菌が大好きな場所です。
バスマットはよく使われるものなので、「Towel Supercenter」では週1回は洗うようすすめています。
リネンなど布のバスマットは、洗濯表示に従って洗濯機で洗いましょう。
乾燥機でバスマットが温かくなったら、乾燥し終わる前に取り出して、バスマットの形が崩れないよう整えます。
裏にゴムが付いているバスマットは乾燥機にはかけず、傷まないように吊るして乾かしてください。
エアコンのフィルターのメンテナンスは、自宅の空気を快適にし、きちんと運転するよう保つのに欠かせません。
暖房、換気、エアコン(HVAC)の会社「Air Conditioned」は、月1回はエアコンのフィルターをチェックして交換するように指示しています。
また、年2回はプロにエアコンを掃除してもらうこともすすめています。
プロに掃除してもらうまでの間は、エアコンのフィルターやコイルのホコリを掃除機で吸い取りましょう。
ペットの餌入れのボウルには、ペットの口からボウルに移った有害な菌があり、残った餌が細菌やサルモネラ菌などのバイ菌の餌になります。
獣医のサイト「Vet Street」では、ペットの餌入れボウルで危険な菌が繁殖するので、毎日お湯と洗剤でボウルをきれいにするよう飼い主に指示しています。
同じように水のボウルも1日おきに洗いましょう。
子どものおもちゃは使用頻度が高く、子どもの顔や口に近づいたり、接触することが多いです。
細菌が繁殖する温床のように思えますが、殺菌イノベーションサイト「Safe Space」はそれが警告の原因ではないと言っています。
そのような菌にさらされることで、子どもは強い免疫力を身に着けるので、子どものおもちゃの掃除は月1回だけにするようすすめています。
子どもが病気がちだったり、おもちゃが特に汚れたりした場合は、もう少し頻繁に掃除してください。
四六時中使っているようなおもちゃは、毎週掃除してもいいです。
機械で洗えるおもちゃは食洗機(ぬいぐるみなどは洗濯機)で洗いましょう。殺菌する前に、おもちゃの汚れを洗剤と水で洗います。
固いおもちゃを殺菌するには、メッシュのバッグにおもちゃを入れ、漂白剤半カップと水3.7リットルを入れた洗面器に浸けてください。
5分ほど浸けたら、メッシュのバッグを取り出して、おもちゃを乾かしましょう。
Amazon.co.jp限定 3M フロア モップ マイクロファイバー 折り返しクロスヘッド 伸縮式 スコッチブライト FM-F1J A B1,980円
あわせて読みたい
掃除を効率的に終わらせる、4つの戦略
狭いキッチンを少しでも広くするアイテム3つ【今日のライフハックツール】
Source: YouTube(1, 2, 3),Eat This, Not That!, The Washington Post, Pet Wellbeing, The Spruce, Consumer Reports, Molly Maid, Semrush, Food52, Clever, Conditioned Air,
Aisha Jordan - Lifehacker US[原文]