ACO FORESTでWHILLモデルC2の実証
WHILLは、ACAO SPA&RESORTが運営する「ACAO FOREST」(旧アカオハーブ&ローズガーデン、静岡県熱海市)で近距離パーソナルモビリティ『WHILL』を活用したシェアリングサービスの実証実験を1月12日から開始する。実証実験では、高齢者や体力、長距離の歩行に不安を抱える人などの移動手段として、高い走破性を備える電動車いすの「WHILLモデルC2」を活用することで、自身のペースで快適に施設内を回る機会を提供、移動利便性の向上を検証する。ACAO FORESTは、20万坪の敷地面積のある施設で、敷地内に点在する12のガーデンでは季節ごとにさまざまな草花を楽しむことができる。一方で、一部エリアには勾配や凸凹道などがあるほか、園内の移動は徒歩またはシャトルバスに限られていた。5cmの段差乗り越え、回転半径76cmの小回り能力、直感的な操作性などを特長とし、芝生、砂利道、石畳での走行を可能とするWHILLを使って、誰もが自由に利用できる移動サービスを提供する。また、タブレット端末を用いた貸出システムを活用し、WHILLのシェアリングを導入する現場における、オペレーションの運用効率化を図る。
レスポンス レスポンス編集部
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