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大京建機が新型高所作業台「GiraffeWork」を製作、日本初の工法でブレードメンテナンスを実施|大京建機株式会社のプレスリリース
~風力発電のブレードメンテナンス工事の作業効率と安全性向上に威力を発揮~
大京建機株式会社大京建機株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:内田隆一)は、デンマークの風力発電メーカーであるベスタス・ジャパン株式会社の監修のもと、作業効率の向上と作業員の安全性向上を目的とした新しいタイプの高所作業台を製作し、実作業を開始致しましたことをお知らせします。 当社は創業以来クレーン揚重業を主として提供してまいりましたが、昨年夏、デンマークの風力発電メーカーであるベスタス・ジャパン株式会社の風力発電機器の新設工事、及びメンテナンスの下請け登録コードを取得し、風力発電メンテナンス事業に新たに参入致しました。 そしてこの度は、ベスタス社のブレードテクニシャンとの意見交換から着想を得て、新しい形の高所作業台を製作し、そのお披露目会を去る6月28日、横浜市神奈川区のハマウイング横浜にて実施致しました。完成した作業台は「GiraffeWork(ジラフワーク)」として意匠登録出願(意願2021‐013912)中です。今後はこの作業台を使用して、本格的にブレードメンテナンス工事に携わって参ります。●関連サイト 横浜市 City of Yokohama ホームページhttps://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/ondanka/etc/hama_wing/20210628163711170.html■風力発電メンテナンス効率を上げる新製品の製作背景 これまで、風力発電のブレードメンテナンスではロープアクセスでブレードに人が直接ぶら下がる方法と、ロープゴンドラという長方形の作業台を使う方法と2種類ありましたが、どちらも不安定な足場状況での作業を強いられており、しかも、ブレードの左右それぞれ片側ずつ作業をしておりました。このため、1日あたり2本のブレードのインスペクションが限界となっておりました。 この状況を知った当社は、ロープゴンドラの利点を生かしながらも、その弱点を補完する高所作業台を新たに開発すればよいと考えました。早速、風力発電設備作業者を対象としたGWO(グローバル・ウインド・オーガニゼーション)安全訓練にて資格を取得し、従来の高所作業台に試乗。その体験をもとに、ベスタス社のブレードテクニシャンと意見交換を行い、作業員の安全性と作業効率の向上を目指した今回の新しい高所作業台の完成に至りました。■持続可能な社会の実現へ向けての具体的な取り組み 当社の開発した作業台はブレードの左右両面を一度に作業できる効率的なタイプであり、足場状況も安定した中で行うことができます。作業の安全性が向上するほか、従来の作業で1日あたり2本が限界だったブレード点検が、1日あたり5~6本となり、点検効率を大きく向上させることができます。作業遂行に必要な最小人数も従来の4名から2名となり、コスト面の向上も見込めます。 当社はこれまでクレーン事業で様々な大規模建設工事を支えてきました。長年の実績で蓄積されたノウハウと安全管理の経験、高い専門性と技術を生かして製作された「GiraffeWork」製品は、世界中で活躍しているブレードテクニシャンにとって有意義なものと確信しております。また、当社は売上高の3割相当を再生可能エネルギー事業で伸ばしていくことを今後の目標として設定しております。そのため、近い将来は洋上風力発電メンテナンスのための新型「GiraffeWork」の開発も視野に入れており、今後もより一層、持続可能な社会づくりに貢献していく所存です。
■会社概要●会社名:大京建機株式会社●本社所在地:東京都大田区●支店所在地:神奈川県川崎市川崎区駅前本町14-1 DKビル5F●設立:1968年3月(創業1965年1月)●代表取締役社長:内田隆一●事業内容:クレーン揚重業、クレーンベアレンタル事業、クレーンの国内売買及び海外輸出事業、不動産業●コーポレートサイト:https://www.daikyo-kenki.co.jp/●関連会社:有限会社アビルコインターナショナル(http://abileco.com/)
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