バリスタ直伝！自宅でおいしいカプチーノを作る方法

カプチーノは、エスプレッソとフォームミルクを組み合わせたコーヒードリンク。フォームミルク用のノズルが内蔵されたエスプレッソマシンを持っている場合は、簡単に作ることができる。　とはいえエスプレッソマシンなしでも、コンロ用のコーヒーポットを使用したり、フレンチプレスで濃いコーヒーを淹れれば、おいしいカプチーノを作ることは可能。　「グッド・ハウスキーピング・インスティチュート」のキッチン家電研究所では、さまざまな方法でコーヒーを淹れるべく、ポアオーバーやシングルカップ用のコーヒーメーカー、ドリップコーヒーメーカー、キャンプ用のポータブルなものやコールドブリュー用など、あらゆる種類のコーヒーメーカーをテスト。　さらに、エスプレッソマシンや独立型のミルクフォーマーもすべてテストしているから、エスプレッソの作り方も、平均的なラテの作り方もマスターしている。　「グッド・ハウスキーピング」の実践的な専門知識にくわえ、2017年から「デロンギ」のバリスタパートナーで、カナダのモントリオールにある「カフェ・イン ・ガンバ（2018年にモントリオールのベストラテ賞を獲得）」の共同経営者であるサイモン＝ピエール ・カロンさんにも、自宅で完璧なカプチーノを作るコツを聞いてみた。

カプチーノとラテの違いは何？

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カプチーノとラテは一般的に同じ割合のコーヒーとミルクで作られているけれど、カプチーノにはより多くのフォームミルクが入っている。　ホットラテにはスチームミルクが含まれているけれど、そのミルクの一部だけがミルクフォームになっている。それに対してカプチーノは、 よりクリーミーで均質な厚いフォームミルクがのっている（イタリアンスタイルのカプチーノには、通常スチームミルクとフォームミルクの両方が入っている）。　加熱されたフォームミルクは乳糖の働きが活発になっているので、カプチーノのほうが若干甘く感じられる。カプチーノとラテの違いは微妙だけど、自宅ではカプチーノを作るほうが簡単なのだとか。