11 06
電気代、水道光熱費はどうやって減らせばいい?【お金のプロに聞いた】

講談社with

コロナの影響による不景気や値上がりで何かと物入りな昨今……。毎日を生きるのに必死でなかなか貯金ができなかったり、投資しようにもよく分からない、先のことは考えてない、という人は少なくないはず。無知は損! まずはお金について知っておくことが重要!ということで、今回はお金にまつわる教養をまとめた著書『1日1分読むだけで身につくお金大全100』から、知っているようで知らない、けれど今こそ知っておくべき「お金の話」を厳選してご紹介します。【一覧で丸わかり!】無意識でも節約できる! 水道光熱費削減テクニック

電気代、水道光熱費はどうやって減らせばいい?【お金のプロに聞いた】

電気代はどうやって減らせばいい?

イラスト/和全(Studio Wazen)

電気は契約しているアンペア数が大きいほど、一度にたくさんの電気が使えますが、その分基本料金も高くなります。ですから、契約アンペア数を下げることで、基本料金も下げられます。ただし、無理に下げるとブレーカーが落ちやすくなる原因になるので、家電製品の利用状況を踏まえて手続きしましょう。また、2016 年からの電力自由化で、電気の購入先を自分で選べるようになっています。おすすめは電気とガスを同じ会社から購入すること。会社によっては「セット割」が用意されています。電気代・ガス代が安くなるのはもちろん、ポイント付与などの特典を受けることができます。さらに、毎月の料金の支払いを口座振替にすることで割引が受けられたり、クレジットカード払いにすることでポイントを貯めたりできます。普段利用している電力量や電気を利用する時間などでもお得なプランが変わってくるので、見直しは「でんき家計簿」や「エネチェンジ」などの電気料金比較サイトを確認してから行いましょう。【10秒チェック!】電気とガスを同じ会社から購入しましょう。会社によっては、「セット割」が用意されています。年間1万円以上も電気代・ガス代を安くすることができます。

水道光熱費はどのくらい節約できる?

イラスト/和全(Studio Wazen)

水道光熱費の基本料金は固定費ですが、使った分だけかかる従量部分は変動費です。とはいえ、普段から無意識のうちに無駄遣いしている部分があるならば、それをなくすだけでも十分節約になります。たとえば、電化製品の「待機電力」。使っていなくても電力を消費していることを知っている方は多くても、待機電力をなるべくなくすことで年6,000円以上の節約になることは知らないのではないでしょうか。使わない電化製品のプラグは抜いておきましょう。また、家の中でもっとも水を使うお風呂のシャワーも、節水シャワーヘッドに変えるだけで年5,000円~1万円程度の節約ができます。それから、冷房・暖房・冷蔵庫などの温度設定も見直しましょう。設定温度を少し弱くするだけでも、数千円の削減効果が期待できます。意外なところでは食器洗い乾燥機。手洗いより水の使用量が抑えられるため、年間で8870円の節約ができるだけでなく、食器洗いの手間もなくせます。【10秒チェック!】少し工夫するだけで、年間数万円押さえることができます。取り組みやすいものから始めていきましょう。